【第1部】SNSで交差した視線──期待と渇望が滲む編集女子の夜
私は23歳、出版社で働きはじめて一年目の編集女子。
慌ただしい日々の中で、ふとした寂しさや渇きをSNSに吐き出していた。そんな時に現れたのが、同い年のギタリスト・遥斗だった。彼はインディーズながらも大型フェスに出演し、熱狂的なファンもいるらしい。けれど、正直音楽には詳しくない私には、その名の重さはよく分からなかった。
──それでも。
画面越しのやり取りは不思議な熱を帯び、夜ごと交わすメッセージに心臓の鼓動が早くなる。文章の端々に滲む彼の熱気に、私は少しずつ惹かれていった。
「面白い漫画あるんだ。絶対好きになるから、今度一緒に見よう」
「えー、ほんと? じゃあ行ってみたい」
そんな軽いやり取りで、私たちは渋谷のマンガ喫茶で会うことになった。
雨上がりのアスファルトが湿った匂いを放ち、夜の街はネオンで滲んでいた。初めて会った遥斗は、SNSで見た写真よりもずっと大人びていて、目を合わせるだけで胸がざわついた。
ページをめくる音の隙間に、彼が肩を寄せてくる。指先が触れただけで呼吸が乱れた。
「なあ、実物の方が、もっと好みかもしれない」
低く囁かれ、次の瞬間、私の唇は奪われていた。
【第2部】抗えない抱擁──狭い個室で芽生える濡れの予兆
「ちょ、待って……!」
声を抑えても、彼の腕は強くて逃げられない。胸を揉まれ、スカートの裾がめくられていく。抵抗の言葉は喉に絡まり、代わりに熱い息だけが漏れ出した。
「ごめん、でももう止められない」
瞳を逸らすこともできないまま、彼の指が下着の奥へ沈む。小さな水音が部屋に溶け、身体は裏切るように濡れていた。
「やだ……こんな場所じゃ」
小さく囁くと、彼は一瞬動きを止め、耳元で笑った。
「じゃあ、ホテルに行こう。もっとちゃんと触れたい」
気付けば、私は彼に手を引かれ、ラブホテル街を歩いていた。
心のどこかで逃げるべきだと分かっていた。けれど、冷たい夜風に触れながらも、繋がれた手の温かさを離せなかった。
【第3部】渋谷のホテルで暴かれる本能──絶頂に飲み込まれる編集女子
部屋に入ると同時に、私はベッドに押し倒された。
「付き合ってくれないか?」
必死に断れば何をされるか分からない恐怖と、抗うほどに増していく熱に、私は「……まだ返事できない」となだめるように答えるしかなかった。
シャツのボタンを外され、胸に唇が吸い付く。
「やっ……あっ……」
声を押し殺しても、舌が乳首を弄るたびに背中が跳ねた。
下半身も下着をずらされ、舌が秘部をなぞる。羞恥で顔を覆いながらも、腰が勝手に揺れてしまう。
「敏感だな……もっと声、聞かせてよ」
濡れた奥に指が入り、私はシーツを握りしめた。
「んっ、だめっ……あぁ……!」
彼がゴムを取り出す。
「生でいいだろ?」
「……だめ、それだけは……」
必死に拒むと、彼は観念したように装着し、私の中へゆっくり沈んでいった。
「……あっ……深い……」
腰を突き上げられるたび、胸が揺れ、頭の中が真っ白になる。
「すごい……締まる……」
彼の囁きに、ますます濡れが増していく。
途中、カメラのシャッター音が響いた。
「記念に……」
「消して! 今すぐ!」
必死に訴えると、彼はまだ中にいたまま画像を削除した。その行為さえも背徳感を煽り、さらに絶頂へ追いやられていく。
「もう……だめ……っ!」
身体の奥で熱が弾け、声を抑えきれずに絶叫していた。
やがて終わると、彼は予定があると告げ、軽く笑って帰っていった。
ベッドに一人残され、私は乱れた呼吸と鼓動を鎮められないまま、ただ天井を見つめていた。
まとめ──抗えない快楽に染められた23歳の夜
SNSでの軽い出会いが、渋谷の夜で予想もしない官能に変わった。
抗おうとしたはずの私の身体は、彼の熱に呑み込まれ、最後には快楽に溺れていた。
──あれは一度きりの夜。
もう二度と会わないと分かっているのに、肌に残る感触は忘れられない。
社会人一年目、まだ不安定な私の心に刻まれたその夜は、背徳と快楽が混じり合う、決して消せない体験となったのだ。



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