別れを告げようと、私は自分から呼び出していた。三十四歳の私は、海翔と五か月だけ付き合っていた。きっかけは共通の趣味で知り合った紹介だった。最初は丁寧な彼の気遣いが安心だった。だが、予定の確認が細かくなり、既読がつかないだけで何度も連絡が入るようになった。私はいつも自分で決めて生きてきた人間だ。その重さが、静かに息苦しくなっていた。
海翔は「話がしたい」とだけ言い、夜の車で私を迎えに来た。連れて行かれたのは、琵琶湖沿いの暗い駐車場だった。対岸の灯が細く揺れ、窓の外では虫の声だけが続いている。車内に沈黙が落ちたとき、彼がハンドルを握る指が白くなった。
「分かってる。終わりにしたいんだろ」
低く、熱を含んだ声だった。
「……ええ」
視線を逸らしながら答えると、次の瞬間、彼の拳がダッシュボードを叩いた。鈍い音が胸に響き、私は小さく息を呑んだ。
「まだ終わらせない。最後に一度だけ、俺を信じてくれ」
耳元に落ちた吐息が、拒絶の言葉を曖昧にした。頭では「だめ」と繰り返しているのに、太腿の内側が熱を帯びていくのが分かった。私は普段、誰かに委ねることを恐れてきた。なのにその夜だけは、抵抗する力が内側から溶けていくようだった。
気付けば彼の手が私の手首を取り、外していたネクタイで緩やかに束ねていた。絹の冷たい感触が脈の上に乗る。逃げられないと理解した瞬間、下腹部の奥がきゅっと締まった。
「嫌なら言え。やめる。でも本当は……」
耳にかかる吐息が、言葉を奪った。
指がブラウスの隙間から忍び込み、薄布の下で既に尖っていた乳首を摘まれた。私は思わず声を漏らした。
「んっ……やめて……」
拒絶の声の奥で、鼓動が裏切るように高鳴る。強引なキスが重なり、舌が押し込まれ、甘い唾液が喉の奥へ流れ込んだ。ネクタイに縛られた手首がビクンと跳ね、羞恥と快感が同時に押し寄せた。彼の首筋からは、昼間の仕事の名残と夜の湿った空気が混ざった匂いがした。
手が下腹部へと辿る。熱を孕んだ指先が下着越しに触れたとき、そこにはすでに湿り気が広がっていた。布が指に張りつく感触に、私は顔を背けた。
「……違うのに」
震える声に、彼は囁いた。
「身体は嘘をつかない。咲月」
その瞬間、指が奥深くへ侵入した。粘膜がかき混ぜられ、車内に小さな水音が溢れる。親指がクリトリスをゆっくり円を描くたびに、腰が勝手に浮いた。
「やっ……だめ……あっ、そこ……」
羞恥の涙が頬を伝う。けれど背骨を駆け上がる甘い電流に抗えなかった。縛られた手がハンドルの下で震え、指先が虚しく開く。
海翔はシートを倒し、私の膝を開いた。ネクタイを片手で引くと、上半身がわずかに起こされる。その姿勢のまま、彼の唇が下着の上から吸い付いた。熱い息と舌が布越しに食い込み、私は小さく悲鳴を上げた。
「んぁっ……見ないで……」
それでも脚は閉じられなかった。舌が布を押し込み、すでに濡れた割れ目をなぞるたび、甘い汁が太ももを伝った。彼は下着をずらすと、むき出しになった陰唇をゆっくり舐め上げた。味を確かめるように、先の尖った舌が入口を何度も往復する。私は声を押し殺せず、低い喘ぎだけが車内に残った。
「入れてほしいなら、自分で言え」
耳元で命じられて、私はしばらく黙っていた。理性はまだ「終わりにしたい」と言っている。なのに喉の奥から、別の声が漏れた。
「……お願い……入れて」
硬さが奥へと押し込まれ、膣壁が一気にかき開かれる。
「はぁっ……ああっ……深い……」
突き上げる動きに身体が跳ね、窓ガラスが曇っていく。ネクタイを引かれるたび、腰が浮き、子宮の奥まで届く感覚に視界が白くなった。海翔は一度抜き、私を横向きに寝かせると、後ろから再び入り込んだ。この角度では、亀頭が内側の柔らかい部分を何度も擦る。水音が粘り気を帯び、シートが濡れていくのが分かった。
「咲月、俺から逃げられないだろ」
「っ……あぁ……もう……っ、だめ、イく……」
縛られたまま、私は繰り返し果てた。最初の絶頂では声が裏返り、二度目では涙が止まらなくなった。三度目に彼の熱が奥深くへ注ぎ込まれた瞬間、声を上げて泣くように絶頂した。全身が痙攣し、ネクタイの布地が汗で濡れていく。射精の脈動が内側で続くあいだ、私は彼の腕に顔を埋めた。
「これで終わりなんかじゃない」
耳に残った囁きを、私は否定できなかった。
あの夜、別れを告げるつもりだった。けれど結果は違った。ネクタイで縛られ、支配されることで、私は隠していた欲望に目覚めてしまった。いつも自分で決めてきた人間が、抵抗できない姿勢のまま何度も果てた事実が、今も身体の奥に残っている。「やめたい」と思う心と、「もっと欲しい」と叫ぶ身体が、同じ自分の中で共存していた。
今も時折、あの夜の湖の匂いと、手首に残った絹の感触を指先で思い出してしまう。
⚡ 【閲覧注意】この先、理性が飛びます…
離婚したばかりの女が、新居の大家にたぶらかされ淫縛される。雪村春樹の緊縛に猿轡・鼻責め・スパンキングが重なり、同性からの恥辱責めへ落ちていく。拒むほど濡れ、秘裂を強制奉仕させられる姿は一度見ると頭から離れない。レズとマゾが同時に炙り出される78分。サンプルでは足りない。本編でその堕ち方を確かめてほしい。


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