伊豆の温泉旅館で、私は“女”に戻った——年上マッサージ師との一夜の記憶

第一章:湯けむりに溶けた日常

独身の私は、都内の広告代理店で働く35歳のOL。忙しさと責任の狭間で、感情のスイッチを切ったまま、日々を生きている。
そのご褒美のようにやってきたのが、職場の慰安旅行だった。舞台は伊豆。古びたが落ち着いた風情のある温泉旅館に一泊、という簡素な旅。

同室の後輩たちは、宴会で浴衣のまま騒ぎ疲れて早々に眠ってしまった。
けれど私は、眠れなかった。

「なんか、満たされない…」

湯に二度も浸かったというのに、心の奥はまるで芯の冷たいまま。誰にも言えないこの乾きを、少しでも忘れたくて、私はフロントに電話をかけていた。

「はい、マッサージをお願いできますか?……部屋で、お願いしたいんです」

30分ほどして、ノックの音がした。

「失礼いたします」

入ってきたのは、意外にも年配の男性だった。60代前後だろうか。白い作務衣に身を包み、物腰は静かで、まなざしはまっすぐで優しい。
“施術師”としての気配に、少し安心して私はうつ伏せになった。

——最初は、ただのマッサージだった。

肩、背中、そして腰。彼の手は、的確で温かく、深く沈み込むように私の緊張をときほぐしていく。
けれどその指先が太ももへと降りてきたとき、不意に何かが、ずれていった。

私の中の“スイッチ”が、ふと、入りかけたのだ。

浴衣の裾が、静かにめくられていく。
ふくらはぎから、太ももの裏側まで。指がじっとそこに留まり、ゆっくり円を描く。

「……少し、疲れが深いですね」

彼の声は、低く優しいのに、どこかで“試している”ように響いた。
私は返事をせず、ただ、小さく腰を沈めた。

その動きが、合図になったのかもしれない。


第二章:揺れる欲と羞恥のはざまで(改稿+続き)

私は脚を開かれていた。
うつ伏せのまま、片脚を軽く曲げられ、骨盤が自然と傾く。浴衣の裾が太ももを伝ってずり上がり、布団の中で自分の臀部が半ば露わになっていることを、私ははっきりと意識していた。

——見られている。触れられている。
でも、それ以上に、見せたい、触れてほしいという感情が、身体の奥でじわじわと芽吹いていた。

「……お疲れが、深いですね」

彼の声はあくまで職人のように静かで、けれどその指先は、明らかに“ほぐす”だけでは済まされない温度を帯びていた。
太ももの内側を滑る手のひらが、ゆっくりと円を描きながら、私の脚の付け根すれすれへと忍び寄っていく。
皮膚一枚越しに、濡れていく感覚がわかる。
自分でも信じられないほどに、そこは熱く、とろけはじめていた。

彼の指が、浴衣の袖口から胸へと忍び込んだ瞬間、私は思わず肩をすくめる。
けれど彼は、驚くほど丁寧に、乳房の輪郭を確かめるように手のひらをそっと添えてきた。

揉むのではなく、撫でるでもなく、
まるで深い眠りのなかで触れられるような、柔らかな圧。

その手のひらが乳首をかすめたとき、私は息を詰めた。
布越しでもない、素肌への接触に、身体が小さく跳ねる。
吐息が、どうしても漏れてしまう。
それを悟られるのが怖いのに、声を堪えるたびに、下腹部がきゅっと疼いた。

気づけば、私は仰向けにされていた。
布団はそのまま私の身体を覆っていたけれど、脚だけが、浴衣の隙間からそっと開かれていく。
布団の中は暗くて、見えない。けれど、だからこそ、感覚が過敏になる。

彼の手が、そっと私の下着の上に触れた。
ぴたりと張りついた薄布の、その奥。熱く脈打つ場所を、指先がなぞっていく。
まだ直接触れられていないのに、そこは既に、濡れて、柔らかく、敏感に波打っていた。

——だめ、バレてしまう。

そう思った瞬間、彼の指が濡れを確かめるように押し当てられ、下着ごと、わたしの奥へと圧を加えてくる。

「……声、我慢してるんですね」

その一言が、私のなかの何かを、完全に崩した。
恥ずかしい。けれど、それ以上に——もっと欲しい、と思ってしまったのだ。

私はそっと手を伸ばし、彼の首にふれる。
まるで自分の意志ではないように、唇が彼の唇を探し、重ねた。

最初は、触れるだけのキスだった。
けれど次第に、唇が溶け合い、舌が絡みはじめる。

彼の手は、布団の中で私の下着を静かにずらし、指先で“そこ”の奥をゆっくりと探っていく。
愛撫は巧みで、焦らしながらも決して冷たくならない。
濡れきった秘部に、そっと中指が挿し込まれた瞬間——私は、息を詰めて目を閉じた。

「……んっ……ぁ……」

快感が、腹の底から波紋のように広がっていく。
彼の指が奥で小さく動くたびに、下腹部がきゅう、と収縮し、身体が震える。
脚の内側に汗がにじみ、唇が勝手に喘ぎを零す。

布団の中でしか知られない、ひとつの“行為”が始まろうとしていた。
そして私は、その流れに、自分から身体を委ねていた。

——止まる理由が、もう、なかった。

第三章:快楽と赦しの間で

彼の指が、私のなかでゆっくりと呼吸するように動いていた。
一本、そして二本と、奥へ届くたびに、身体が反応する。
まるで、誰かに「生きていていい」と言われたかのように、私は息を吸い込み、震えながら吐いた。

目を閉じて、布団の中に広がる暗闇に身を預ける。
指がかき混ぜるたびに、ずっと奥に眠っていた疼きが起きて、私という存在の核がふるえていた。

やがて彼は、そっと指を引き抜いた。
ぬめった感触が太ももを伝い、肌にひやりとした感触を残す。
私は自然と脚を開いたまま、待っていた。

——もう、受け入れるしかない。
いいえ。違う。
私は、欲していたのだ。この夜のすべてを。

彼はゆっくりと布団の中に潜り込んできた。
その布越しに感じる彼の体温、動き、息遣いが、全身を包んでいく。
腰のあたりで、何かがふれてくる。
硬く、熱を帯びた、それはまるで「意思」を持っているかのようだった。

下着を膝まで下ろされたとき、恥ずかしさでいっぱいだったはずなのに、
私はもう、身体のどこも拒んでいなかった。

「……入れますよ」

囁きかけられた声が、鼓膜ではなく、心の奥に直接落ちた。
私は小さくうなずき、目を閉じたまま唇を噛んだ。

彼が私の中へとゆっくり入ってくるとき、息が止まった。
最初は痛みではない、未知のものが押し広げられていくような感覚。
だけど、それが完全に満ちた瞬間、私ははっきりと「ひとつになった」と思った。

ゆっくり、丁寧に、何度も押し返すように動く彼の腰。
私は、何度もそのたびに、喉の奥から声が漏れてしまいそうになるのを必死で抑えた。

でも、だめだった。
恥じらいも、抑制も、心の鍵も。
その動きのたびに、全部が壊れて、快楽の波に飲まれていく。

「……っ、あ……もっと……」

自分でも信じられない言葉が、唇から零れていた。
脚を絡め、腰を押しつけ、もっと深く、もっと長く、と願う。

旅館の天井は見えない。
でも、身体の奥で何かがほどけて、ふるえて、そして——

彼が一度、深く突き入れた瞬間。
私の奥の奥で、何かが弾けた。

声が、抑えきれなかった。
身体が跳ねて、涙がこぼれて、
自分の存在のすべてが、白く、温かく、包まれていく感覚——

それは、ただの“絶頂”なんかじゃなかった。
ずっと欲しかったもの。
ずっと、触れてほしかった場所。

それを、ようやく“誰か”に見つけてもらえた。
そんな救いに近い、濃密な時間だった。

……

終わったあと、彼は静かに布団の端に腰を下ろし、私の髪を撫でながら、ぽつりとこう言った。

「あなた、ずっと寂しかったんですね」

私は何も言えなかった。
ただ、頷くことしかできなかった。

彼が出ていったあと、私はまだ布団の中で、余韻の中にいた。
身体の奥には、彼の熱がまだ残っている。
けれど、それ以上に——心の空洞に、静かな灯りが灯っていた。

誰にも見せたことのない場所。
誰にも触れられなかった傷口。
それに手を伸ばし、そっと撫でてくれた人がいたという記憶。

それだけで、
私は、今夜を生きてよかったと思えた。

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