研修後の新宿。時計は22時半を回っていた。 ブラウスが汗で肌に張り付き、ブラのレースが透けそうなくらい薄く濡れている。 私はなつみ、34歳。夫とはもう3年近く、夜の営みがない。 そんな身体が、今日は妙に火照っていた。
悠斗(26歳)の「タクシー代、俺が出しますよ」の一言で、 理性の糸が少しずつ解け始めた。
タクシー後部座席。 彼の太ももが私のスカートに軽く触れる。 意図的か偶然か、わからないまま、 その熱がスカート越しに伝わってきて、下腹部がじんわり疼きだす。
「なつみさん、今日の講義中もずっと気になってました」 耳元で囁かれる声が低くて、吐息が首筋にかかる。 ゾクッと鳥肌が立って、太ももをぎゅっと閉じてしまう。
ホテルエレベーターの中。 鏡に映る自分は、頬が上気して、唇が半開きになっている。 悠斗の指が、私の腰骨のくぼみにそっと沈み込む。 スーツの生地越しなのに、まるで素肌を撫でられているような錯覚。
部屋に入った瞬間、ドアが閉まる「カチッ」という音が、 私の最後の抵抗を閉じ込めた。
「なつみさん……我慢してたんでしょう?」
彼の唇が首の付け根に落ちる。 熱くて湿った感触。 舌先がゆっくり這うだけで、背筋が弓なりに反り返る。
「あ……っ、だめ、そこ……」
言葉とは裏腹に、首を傾けて彼の口を求めている自分がいる。
ブラウスのボタンが一つ、また一つと外されていく。 ブラジャーのカップがずらされると、 乳首がぷっくりと尖って空気に触れる。 悠斗の指がその先端を軽く摘むだけで、 「んっ……♡」 甘い声が喉から零れ落ちた。
「こんなに硬くなってる……可愛い」
彼の口が乳首を咥え、舌で転がす。 チュッ、チュパッという水音が部屋に響く。 もう片方の乳首を指で摘まれ、こねられると、 下着の中が急激に熱く濡れていくのが自分でも分かった。
スカートがたくし上げられ、 ストッキング越しに太ももを撫でられる。 指が内腿を這い上がり、パンティの縁に引っかかる。 布地の上から秘部をなぞられると、 「はぁ……んっ……!」 腰が勝手に跳ね上がる。
「なつみさん、もうびしょびしょですよ…… 俺のこと、こんなに欲しがってる」
恥ずかしくて顔を覆うけど、 悠斗は私の手を優しくどけて、 「ちゃんと見てて。俺がどうやってなつみさんを気持ちよくするか」
パンティをずらされ、直接指が花弁に触れる。 ぬるぬるとした蜜が指に絡みつく。 クリトリスを軽く弾かれるたび、 電流のような快感が背骨を駆け上がる。
「あっ、あっ、だめ……そこ、弱い……っ」
指が中に入ってくる。 二本、三本。 クチュクチュと卑猥な音を立てながら、 奥の敏感なところを執拗に擦られる。
「ここ、好きなんですね…… 締め付けてくる……」
頭が真っ白になる。 夫とはこんなに激しく触れられたことなどなかった。
気がつくと、私はベッドに四つん這いにされていた。 スカートは腰まで捲られ、パンティは膝まで下ろされている。 悠斗の熱い先端が、私の入り口に当たる。
「入れるよ……なつみさんの中、俺の形にしちゃうから」
「だめ……ゴム、ゴム……」
「もう遅いって。 なつみさん、もう俺のこと欲しくてたまらないでしょ?」
ずぶっ……と、一気に奥まで貫かれる。
「あぁぁぁっ……!」
痛みと快楽が同時に爆発する。 夫のものとは違う、太くて熱い感触。 子宮口を突かれるたび、 「ひゃっ……んっ……あぁっ!」 獣のような声が出てしまう。
悠斗の腰が激しく打ちつけられる。 パンパンという肉がぶつかる音と、 蜜が飛び散る音が部屋に満ちる。
「なつみさんの中、めっちゃ熱い…… 俺のこと、全部飲み込んでる……」
私はもう、言葉にならない喘ぎしか出せない。 背中を反らし、シーツを握りしめ、 何度も何度も絶頂を迎える。
最後、彼が私の奥深くで脈打つように熱を放った瞬間、 「いっ……くぅっ……!」 自分も一緒に達してしまった。
汗と愛液でぐしょ濡れの身体。 悠斗が私の耳元で囁く。
「これ、会社には内緒ね? ……でも、また『タクシー代出す』って言ったら、 来てくれるよね?」
私は答えられなかった。 ただ、震える唇で、 「……ばか……」 と呟くのが精一杯だった。
今でも、研修後に悠斗から届く 「今日も遅くなりそうですね」の一文を見ると、 下着の奥が疼いて、太ももを擦り合わせてしまう。
あの夜の熱は、 まだ私の身体の奥で燻り続けている。




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