【第1部】夫がいない夜、言葉だけで濡れていった──「寂しさ」と「若さ」が混じる声の檻
夫が単身赴任してもう半年。
広すぎるダイニングと、誰もいないダブルベッド。私はそこに、女としての“湿り気”をひとつ残して、今日も暮らしている。
「寂しいでしょ、ひとりで夜を過ごすのって」
その一言が、私の心の奥に沈んでいた氷を、静かに溶かしていった。
彼――拓真は26歳。息子とさほど変わらない年齢で、でも、話し方も、視線も、妙に落ち着いていて、それでいて甘えたような“隙”を持っていた。
「京子さん、そんなに綺麗なのに……もったいないよ」
そう言って、私の手に触れたのはほんの数秒。けれど、その指先の温度が、皮膚ではなく、喉の奥、下腹部のどこかを微かにくすぐっていた。
気づけば私は、彼の言葉を待つようになり、スマホの通知に一喜一憂していた。
“何かが始まりそうな空気”に、私はすでに濡れはじめていた。
【第2部】ベッドに沈む私──年下の彼に、身体ごと覚えさせられてゆく夜
「今日は……いいよね?」
ホテルの部屋に入った途端、拓真は私の背中からそっと抱きしめた。
それだけで、息が詰まりそうになるほど、甘い欲望が胸を締めつける。
年上の女としてリードしなきゃ──そんな虚勢も、彼の舌が私のうなじをなぞった瞬間に、すべて崩れ落ちた。
「京子さん、そんなに声出して……ほんと可愛い……」
背後から押し倒され、脚を開かされたとき、私はもう抵抗など思い出せなかった。
正常位から騎乗位、そして彼に脚を抱えられながらの背面座位。
体位が変わるたび、深くなる挿入角度と、奥を擦られる感覚に、喉が震えるほど啼いていた。
「奥……ダメ……あっ、そこ、ほんと……っ」
彼の中でしか感じない疼き。
54歳の私の身体が、26歳の彼の動きに完全に“調教されていく”──
その快楽に、どこか安堵すら覚えていた。
【第3部】快楽の檻、私は奴隷女──「捨てないで」と泣いた夜、全部を差し出していた
「京子さん、俺だけの女になって」
囁かれたその言葉に、私は、何の疑いもなく頷いた。
彼の唇が私の乳首を吸いながら、指が奥を探り、子宮をトントンとノックするように突いてくる。
「そんな奥、ダメなのに……っ、もう……っ、あぁ……イク……!」
中出しされるたび、私は年齢なんてどうでもよくなっていった。
何度も何度も貫かれ、その度に記憶が塗り替えられていく。
この身体はもう、彼の“言葉”と“形”でしか満たされない。
「……あたし、京子は貴方の……奴隷女になります。捨てないで……ね……?」
その夜、泣きながら言ってしまったこの言葉は、快楽の余韻に溺れたせいではない。
それが、私の本音だったから。
彼に媚びてしまう自分。
でも、それを“嬉しい”と感じる心の震え。
女としての最後の悦びを、この若い彼に全部教えられた。
いや、彼がくれたのは、快楽じゃない。
私が「女としてもう一度、欲しがっていい」と思える許しだったのかもしれない。



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