【第1部】沈黙を抱えた妻──日常の裏に潜む渇きと微かな挑発
私は 綾香(あやか)、34歳の専業主婦。
夫は単身赴任で地方に暮らし、息子は大学に通って家を出ている。広いマンションに一人で暮らす日々は、静かで便利ではあるけれど、心の奥底にはじわじわと渇きが溜まっていった。
──女として見られる感覚。
──羞恥に頬を染め、欲望を暴かれる瞬間。
それらが欠けた生活は、呼吸が薄くなるような虚しさを孕んでいた。
そんなある週末、私は大学時代からの友人である 恭平 に誘われた。彼は会社員で、年下の後輩を2人連れて「気楽に飲もう」と言う。
場所は彼の部屋。狭いけれど、雑然とした空間に男の匂いが充満していて、女一人でいる自宅とは全く違った温度を持っていた。
缶ビールを空け、焼酎を注ぎ、笑い声が深夜に染み渡る。私は久しぶりの賑やかさに浮かれ、グラスを重ねるたびに頬が熱くなり、身体もほどけていくのを感じた。
「綾香さん、若いですね」
「スカート短いなぁ…」
軽い冗談混じりの言葉に、私はつい脚を組み替え、裾を揺らしてみせた。すると、彼らの目が一瞬だけ硬直する。その反応が私の胸を奇妙に刺激した。
──ほんの遊びのつもりだった。
けれど、彼らの視線に触れた瞬間、私の内側で眠っていた「女として見られたい欲望」が音を立てて蘇った。
「もっと恥ずかしいこと、してみようか」
後ろから恭平が囁いたとき、私は笑いながらも心の奥で震えていた。
【第2部】視線に犯される悦び──羞恥と濡れの予兆が重なり合う
気づけば私は、恭平に後ろから抱えられていた。
腰を前に突き出すように持ち上げられ、両脚を左右に大きく開かれる。ミディ丈のスカートはめくれ上がり、黒いレースのTバックが照明に照らされて露わになる。
「…うわ」
「やばい、見えてる」
二人の後輩の息が荒くなるのが耳に届く。その音だけで下腹部がじんじんと疼いた。
私は必死に笑って誤魔化そうとしたが、視線の熱は容赦なく秘部に突き刺さり、布越しにじわじわと湿りが広がっていくのが自分でも分かった。
「こんなに見せちゃっていいんですか、奥さん」
「動いてる…布の下で」
羞恥と快感の境目が曖昧になっていく。
やめて、と言葉を出そうとするたびに、喉の奥からは「やだ…見ないで…」と震える声しか漏れなかった。否定の言葉の裏に、もっと欲しいという渇望が透けていた。
恭平の指がTバックの紐に触れた瞬間、身体が跳ねた。
「まさか…やだ、それは…」
抵抗の言葉をかき消すように、紐はゆっくりと解かれていく。
片方、そしてもう片方。布はもはや無意味な飾りとなり、私は無防備なまま男たちの眼差しにさらされる。
「濡れてる…光ってる」
「穴まで見える…」
彼らの言葉がナイフのように突き刺さり、そのたびに膣口がひくりと脈打った。羞恥に顔を覆いたくても、腕は恭平にがっちりと掴まれて動けない。
私はただ晒されることしかできず、視線に舐められながら、じわじわと快感に呑み込まれていった。
【第3部】恥辱を越えた絶頂──見られる悦びに堕ちていく妻
「ほら、もっとよく見せてあげろよ」
恭平が低く囁き、私の脚をさらに大きく広げた。明るい部屋の中、黒いレースの向こうにあった秘部は完全に露出し、粘膜は照明を反射して妖しく光っていた。
「うわ…」
「すげぇ…奥まで動いてる」
彼らの言葉に、膣口は勝手にひくひくと収縮し、愛液があふれて大腿を伝い落ちていった。床に滴る音がやけに大きく響き、羞恥と同時に背筋が痺れるような快感を走らせる。
目の前に置かれた鏡には、自分の姿がくっきりと映っていた。
赤く充血した小陰唇、腫れ上がったクリトリス、濡れ光る膣口の動き──。そのすべてを自分の目で見せつけられた瞬間、胸が詰まって涙が零れた。
「奥さん…もう声が出てるよ」
「やっぱり見られて感じてるんだな」
彼らの言葉に「ちが…う…」と弱々しく抗う。だが次の瞬間、愛液が一気にあふれ、膣内が痙攣するように収縮した。
「あぁっ……!」
絶頂の波が押し寄せ、私は恥辱の中で身体を震わせた。
──視線と羞恥だけで果てる。
そんな自分の姿に、女としての本性が暴かれていくのを確かに感じた。
その夜を境に、私は変わった。
見られること、辱められること、その先にしかない甘美な快感を知ってしまったからだ。
夫にすら言えないこの秘密を胸に、私は再び「晒される悦び」を求めてしまう。
まとめ──羞恥に濡れる女の本質
私はもう知ってしまった。
**見られることで濡れ、辱められることで果ててしまう女の性(さが)**を。
ただの飲み会のはずが、あの夜は私の人生を根底から変えてしまった。羞恥を超えたその先に広がる甘美な痺れ、背徳感と一体化した絶頂──。
それは「人妻」「主婦」としての日常には決して戻れない、危うい官能の扉を開け放ってしまったことを意味していた。
そして今も私は、思い出すたびに脚を震わせ、指先を濡らしている。
あの夜の視線、あの夜の言葉、あの夜の快感を。
羞恥を悦びに変えてしまう自分を、もう否定できない。



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