名古屋の片隅でパン屋のパートをしている、三十代半ばの私にとって、あの夜は予定にない出来事だった。夫は二泊三日の出張で不在。閉店後の残務を終えて駅前の小さなバーに寄ったのは、ただ冷えた体を温め、一人でグラスを傾けるつもりだった。
隣の席にいた二人の男と、最初は店員の話から会話が始まった。どちらも四十代前半だと名乗り、仕事の話を少ししたあと、こちらがパン屋だと知ると興味深そうに聞いてきた。年上のほうは穏やかな口調で、もう一人は時折低く笑う。結婚していると自ら言い、私の左手の指輪にも自然と目が止まった。責められる感じはなく、ただ「一人で来たのですね」と静かに言われただけだった。
二杯目のグラスが空になるころ、店内の照明が少し落ち、客足もまばらになった。話は仕事から休日の過ごし方へ、そして「今夜はもう少し話しませんか」という言葉で一度止まった。私は即座に答えなかった。夫がいない夜に、見知らぬ既婚の男二人とこれ以上いることへのためらいが、胸の奥で小さく動いた。けれど二人の声は急かさず、ただ隣でグラスを置いただけだった。
店を出ると、冬の風が頬に当たった。駅までの道を三人で歩きながら、年上の男が「近くに静かな場所があります」と小さく言った。ラブホテルだとすぐにわかった。私は一度立ち止まり、自分の靴先を見た。帰る理由はいくらでもあった。それでも足が止まらなかったのは、昼間の店の匂いや、閉店後の沈黙とは違う空気が、すでに体の内側に残っていたからだった。
エレベーターの中で、もう一人の男が「湯船に浸かりませんか。冷えそうだから」とだけ言った。返事をする前に扉が開いた。
浴室は狭く、白いタイルが湯気で曇っていた。鏡に映る自分の裸が、いつもの寝室とは違う光の中で他人のように見えた。左右から石鹸の泡を纏った手が伸び、肩から胸へ、ゆっくりと円を描く。
「ここ、力入ってますね」
低い声が耳の後ろに落ちた。もう一方の手が、泡の膜を隔てたまま乳房の下を撫で上げる。指先が滑るたび、皮膚の奥まで触れられているような錯覚が走った。いつもより多い手。洗うという行為が、こんなに濃い感触を残すとは思わなかった。
「中が温かいのがわかります」 「この突起、小さく震えてますよ」
声が同時に首筋へ降りてきた。私は唇を噛み、視線を床に落とした。けれど下腹部はすでに、熱を持ち始めていた。
「どこが、いちばん気持ちいいですか」
二人に同時に訊かれ、言葉が喉で一度止まった。羞恥が先に震えた。それでも口が動いた。
「……中です」
言った瞬間、自分の声が他人のもののようだった。浴室の白い照明が、濡れた肌の起伏をはっきりと照らしていた。
タオルで丁寧に拭かれたあと、ベッドへ移された。お姫様扱いのような手つきなのに、二人の瞳はすでに別のものを見ていた。私は仰向けになり、左右から視線で囲まれる。片方が耳たぶを含み、もう片方が胸を掌で覆ったまま、まだ指を入れない。太ももの内側だけを、何度もゆっくり撫でた。
「開いてください」
小さな声だった。脚が自然に開いた。すぐに二人の膝が私の脚を外側から固定し、身動きが取れなくなった。舌が入口を丁寧になぞり、次の瞬間、指が奥へ押し込まれた。
「目が、トロンとしてます」 「気持ちいいですか」
「……うん。気持ちいい」
見られているという感覚だけで、内側がさらに熱を帯びた。舐められながらキスされ、指が抜かれたと思った瞬間、別の指が入ってくる。どちらのかわからない。そのわからなさが、かえって身体を開かせた。
「潮、出ましたよ」
言われて初めて、自分が達していたことに気づいた。恥ずかしさと余韻と、動かない脚の感覚が、胸の奥で混ざった。
息がまだ整わないうちに、私はベッドの端に膝をついた。目の前に並んだ二つのものが、すでに硬く、熱を持っていた。年上のほうから唇を寄せた。先端は少し塩辛く、皮膚の下を脈が伝わるのが舌先にわかった。ゆっくりと奥まで含み、喉の奥で一度止まると、吐息が鼻から漏れた。もう一方のものを右手で握り、親指で裏筋をなぞる。ぬめりが掌に広がり、指の間から熱が逃げる。
「上手ですね」
低い声が頭上から落ちた。私は顔を上げず、頬を内側に吸いながら前後に動かした。唾液が糸を引き、顎から胸へ落ちる感触が、自分でもわかった。入れ替えて、もう一方を深く咥える。先ほどのものと形が違い、先が少し膨らんでいる。喉の奥に当たるたびに、反射で目が細くなった。手で根元を締め、舌で裏を這わせると、相手の腹が小さく震えた。
「そこ、いい」
短い言葉だった。私はさらに深く含み、鼻先が陰毛に触れるまで沈めた。喉の奥が狭くなり、息が苦しくなる。それでも止めなかった。見られていることが、口の動きを早くした。
一人がベッドに仰向けになると、私は跨った。騎乗位。自分で腰を沈める感覚は、昼間の自分とは別人のようだった。入口がゆっくりと押し広げられ、奥まで入った瞬間、中が熱い塊で満たされた。腰を円を描くように動かすと、自分の内側の襞が擦れる音が小さく聞こえた。前に乗り出すと、もう一人のものが顔の前に来る。そのまま咥えた。下では腰を前後に揺らし、上では喉を使っている。二つのリズムがずれるたび、身体の奥が勝手に締まった。
「動いてますね、自分から」 「顔も、気持ちよさそうだ」
声が重なる。私は目を閉じず、下の男の顔を見た。自分の胸が上下するたびに、相手の視線がそこへ落ちるのがわかった。腰を深く沈めて止めると、中で脈打つ感触がはっきりした。そのまま小さく上下を繰り返す。先が子宮のあたりに当たるたび、吐息が口の中のものを震わせた。
「イきそう……」
自分の声だった。腰の動きが速くなり、内側が波のように締まる。口から離したものが、頬に熱い筋を残した。下の男の手が私の腰を掴み、深く押し付けてきた瞬間、視界が白くなった。声が喉の奥から漏れ、身体が弓なりになった。
余韻が残るうちに体勢が変わる。後ろから入られ、同時に口を塞がれる。奥に当たるたびに、喉のほうへ唾液が溢れた。
「その顔、エロいですね」 「気持ちよさそうに咥えてます」
言葉が頭の芯に残る。理性はもう薄く、腰が勝手に動き出していた。一人が先に終わり、入れ替わる。下から突き上げられながら、至近距離で目を見つめられた。
「また、目がトロンとしてきた」 「……イきそうです」 「いいですよ」
その一言で声が出た。視界の端で何かが弾け、身体の内側が一気に緩んだ。
終わったあとも、二人の手はまだ私の肌に残っていた。強くもなく、ただ触れているだけだった。濡れたシーツの上で、私はしばらく目を閉じていた。
また逢う約束をした。身体のほうが、先にその続きを覚えている。
⚡ 【閲覧注意】この先、理性が飛びます…
隣の若者に乳首を開発され、人妻が自ら乳タイツを着て肉便器へと堕ちる過程が生々しい。拒否から快感への転換とドM覚醒が容赦なく描かれ、見終わった後も残る。今すぐ確認を。


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