春の風がまだ肌に冷たかった四月、私は地方から出てきたばかりの新卒だった。小さな編集プロダクションに雇われ、校正の仕事を覚え始めたばかりの頃である。会議室の隅で黙々と原稿に赤を入れるその人を、最初はただの地味な先輩だと思っていた。
高橋さんは三十代半ば、色白で細身、黒縁の眼鏡の奥の視線はいつもどこか遠くを見ているようだった。声は低く穏やかで、女性社員にも必要以上に話しかけない。周囲は「草食系」と呼んでいた。私もそう信じて疑わなかった。細い手首、静かな仕草、女性に無頓着そうな横顔。男としての欲望など、ほとんどないように見えた。
「高橋さん、今夜の打ち上げ、来ますよね」
わざと軽い調子で声をかけたのは、自分でも意外だった。仕事終わりの居酒屋で、私は彼の隣に座った。グラスを持つ長い指、飲み干すときの喉の動き。酒のせいだと自分に言い聞かせながら、胸の奥が熱くなった。酔ったふりをしてテーブルに身を預けると、彼はすぐに腕を回して支えた。強すぎない力。それでも女である自分が男に預けられる感覚が、下腹にじわりと広がった。
「送るよ」
低い声だった。電車が途切れる時間、彼のマンションの玄関で鍵が回る音がした。ドアが閉まった瞬間、逃げ場のない空気が二人を包んだ。
「わざと、ですよ」
私は少し笑って言った。顔が熱い。彼は眼鏡の奥で目を細めた。
「……俺も男やぞ」
その声が低く落ちた瞬間、知的な仮面が剥がれた。背中が壁に押しつけられ、唇を強く塞がれた。体温が流れ込み、心臓が耳の奥で鳴った。シャツが脱ぎ捨てられると、想像以上に骨太な肩と、薄い腹筋の起伏があらわになった。指先でなぞると、皮膚の下が硬く熱い。
ズボンが下ろされたとき、私は息を飲んだ。
草食だと思っていた彼のものが、想像を遥かに超えて太く、長く、血管が浮いて脈打っていた。先端はすでに光を帯び、重みのある影を落としている。見ただけで奥がきゅっと締まり、同時に怖くなった。
「んっ……そんな……入るわけ……」
抗いきれず漏れた声に、長い指が下着の奥へ滑り込んだ。じわじわと膨らんだ熱を掬い上げられるたび、脚が震え、背中が反った。耳元に吐息が落ちる。
「こんなに濡らして……おちょくってたんはこっちやな」
指の動きは容赦なく、深く、時に速く。敏感な箇所を撫で上げられると、すぐに全身が粟立ち、あっけなく絶頂へ導かれた。声が途切れるたび、彼はさらに深く突き上げるように動かす。痙攣を繰り返し、涙が滲むほどの快楽に溺れながら、私はただ彼の肩にしがみついていた。
「この程度でイッて……年上をおちょくるなんて無理やろ」
羞恥と快楽が重なり、身体がさらに熱を帯びた。気づけば彼はゴムを装着し、太い先端を入り口に押し当てていた。ひと押しで割れ目が限界まで広げられ、熱い塊がゆっくりと中へ沈んでいく。
「あっ……だめ、大きい……っ、奥まで……んぁっ」
骨盤の奥を押し広げられる感触に、視界が白く飛ぶ。草食だと思っていた男の巨根が、子宮の入り口を何度も叩く。腰を律動させるたび、内壁が引き伸ばされ、疼きと痛みが混ざって脚が勝手に開いてしまう。三十分近く止まらない。何度も絶頂を繰り返し、全身が痙攣しても、動きは緩まない。私は「やめて」とも「もっと」とも言えず、喘ぎと涙で答えるしかなかった。
「は、入ってる……全部、入ってる……狂いそう……」
気を失うほどの波が過ぎ、ふと目を開けると、彼は窓辺でタバコを吸っていた。セッターの煙の香りが、肉体に刻まれた残滓と重なり、胸を締めつける。下腹部はまだ熱く、巨根に押し広げられた感覚が残っていた。
「自分だけ勝手にイッて。年上おちょくるからや」
冷たい声が、鎖のように甘美だった。
「俺はまだ全然満足してない。……相手してほしかったら、ちゃんと満足させてみぃ」
羞恥を飲み込み、私は膝をついた。太く脈打つものを舌で、唇で、喉で、何度も受け止める。顎が開ききれず、涙が落ちる。彼は射精を自在に抑え、昂ぶりを取り戻してはまた先延ばしにする。その絶倫さと、口の中を満たす熱と硬さに震えながら、抗えないほど惹かれていくのがわかった。
「まだや……もっと」
再び押し倒され、深く貫かれる。喉を焼くような喘ぎが絶え間なく響き、快感に引き裂かれるように痙攣し続ける。巨根が奥をこするたびに、意識が飛びそうになる。夜が明けても律動は終わらなかった。涙と汗に濡れ、私は完全に彼の虜になっていた。
あの夜、穏やかに見えた先輩は、仮面を脱ぎ捨てた野獣だった。草食だと思い込んでいた自分の浅はかさ、年上の余裕、そして想像を超えた巨根による容赦ない快楽の支配。そのすべてに翻弄され、女として、ひとりの人間として、私は完全に支配されてしまった。
玄関に漂うタバコの香り、耳元で囁かれた冷たい言葉、巨根に押し広げられながら痙攣し続けた自分の姿。それらは今も鮮明に思い出され、ひとりになると疼きとなって蘇る。社会人一年目の春に刻まれたこの秘密こそが、私の中の官能を決定的に目覚めさせた記憶だ。あの夜の影は、今でも奥底に生き続け、甘く狂おしい余韻を残している。
⚡ 【閲覧注意】この先、理性が飛びます…
綺麗な顔が崩れる瞬間が欲しいならこれ一択。黒木奈美の分厚い唇が絡み、涎まみれで喉奥までじゅぽじゅぽ吸い上げる。瞳が潤み、吐息が漏れ、彼女自身も濡れていくのがわかる。ひょっとこアヘ顔のまま奉仕し続ける姿は頭から離れない。12分で撃ち抜かれる。


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