幸せな新婚夫婦の旦那を、仲居の私は囁きで堕とした──子宝の湯に沈む禁断の夜

【第1部】畳と湯気に沈む予兆──“仲居・美園咲”が見た新婚夫婦の背中

私の名は美園咲(みその・さき)、三十八歳。
北陸・加賀温泉郷の老舗旅館で、十五年あまり仲居として働いている。

その夜、帳場に届いた宿泊帳に目を落とした瞬間、胸の奥が微かに疼いた。
宿泊名簿に並んだのは──

  • 新郎:佐伯慎一(三十一歳、東京在住の会社員)

  • 新婦:佐伯理央(二十七歳、神奈川県出身の保育士)

「新婚旅行でございますか」と微笑んだのは、形式的な口上にすぎないはずだった。
けれど“子宝祈願”を兼ねてこの宿を訪れたと耳にした途端、私は自分でも驚くほど強く、彼の背中を意識してしまったのだ。

──妻が先に湯殿へと姿を消す。
残された夫が、障子越しにひとりきりで座る。
その背に、私の呼吸は知らぬ間に重なっていた。

畳の香は干した藺草の深緑。
襖の隙間から射す行灯の灯りは、彼の首筋を琥珀色に染めている。
(なぜ、こんなにも手が熱いのだろう)
私は膝を沈め、湯呑を置く仕草をきっかけに、そっと言葉を落とす。

「奥様に……残してはいけませんよ」

自分の声が、自分の理性を裏切っている。
“仲居”という仮面を纏いながら、内側では女そのものの震えが、静かに彼へと絡みついていた。

障子の向こうで湯音が響く。
時間はまだある。
罪を知りながら、その罪を呼吸のように吸い込んでしまう──
そんな夜が始まろうとしていた。

【第2部】囁きが肌を侵す──禁忌の温度に浸されていく理性

障子の外からは、まだ妻の足音は戻らない。
湯殿の静けさに溶けて、時が伸びる。
私は盆を置くふりをして、彼のそばに膝を折った。畳に沈んだ膝頭から、じんわりと熱がせり上がる。

「お酒を少し……いかがでしょうか」
そう問いかけた声は、礼儀をまといながらも、芯の部分だけが艶を帯びていた。
彼は小さく頷くだけで言葉を選べない。湯上がりの頬が赤らんでいるのは、熱気のせいだけではないと私は直感した。

盃を渡す瞬間、指先が触れ合う。
ほんの一瞬、けれどそこに吸い込まれるような長さが宿る。
「……熱いですね」
私の囁きに、彼の喉仏が小さく跳ねた。

沈黙は、拒絶ではない。
むしろ、ふたりのあいだに合図のように漂う。
私はその沈黙を壊さぬまま、さらに低く言葉を垂らした。

「奥様に……残してはいけませんよ。ここで全部、零してしまえばいい」

その瞬間、彼の呼吸が乱れる。
視線を逸らすこともできず、けれど私を見返す勇気も持てず──その揺らぎが、もっとも雄弁な“欲望の兆し”だった。

私は膝で畳を滑らせ、彼との距離をさらにひとつ縮める。
彼の肩越しに漂う湯気の残り香は、まだ湯殿から戻らぬ妻の存在を微かに思わせる。
その影を背後に感じながら、私は囁きの温度を上げる。

「ここで漏らした声は……誰にも届きません」
「でも、息だけは隠せない」

彼の胸が小さく震え、吐息が畳の目を濡らすように広がっていく。
触れない。
まだ何もしていない。
けれど、この空気そのものが、すでに濡れの予兆となって彼を追い詰めていた。

私は笑みを隠し、ただ女の声だけを残す。
「……ねえ、聞かせて。どこまで我慢できるのか」

その瞬間、部屋の空気がひときわ濃くなった。
理性が熱に溶かされ、見えない滴が畳に落ちていく音が確かに聞こえた。

【第3部】罪と悦びの溶けあう瞬間──夜明けに残された余韻

襖の向こう、湯殿から響く水音が遠ざかり、部屋の空気だけが熱を孕んでいた。
私はもう“仲居”ではなく、ただ一人の女として、彼の前にいた。

「……ねえ、抗わないで」
囁きは羽のように軽く、けれど確実に彼の理性を押し沈めていく。
触れたのは指先だけ。けれど、触れられた場所から彼の全身が波紋のように震える。

沈黙はもう耐えるものではなかった。
重なった呼吸が、畳の目に溶け込むように熱を広げる。
唇がすれ違うたび、声にならない吐息が零れ、その余韻が次の昂ぶりを呼び寄せた。

「……奥様には、残させない」
私自身もその言葉に濡れていく。
理性の代わりに、甘美な罪悪感が心の奥に沁み渡る。

やがて、彼の震えが私の奥深くへと届いたとき──
私は自分の境界線を見失った。
悦びは罪と同じ色をしていて、抗えば抗うほど濃く、蕩けるほどに鮮やかに。

「……あぁ……っ」
押し殺した声がもれる。
その震えは私の声か、彼の声か。もはや区別できない。
ただ、二人の身体が一つの鼓動に縛られているのだけが、確かな事実だった。

やがて夜が溶け、障子の向こうに朝の白が滲む。
罪と悦びが同じ光を浴び、ゆっくりと影を取り戻していく。

私は静かに衣を整え、彼に笑みを残す。
「お幸せに──」
正しい言葉を口にしながら、私の掌はまだ昨夜の熱を覚えていた。

朝の光の中で、それは罪の名を借りた悦びとして、永遠に私の身体に刻まれていく。

まとめ──触れないで触れた夜が心を犯す

『子宝の湯』に宿った一夜は、ただの逢瀬ではなかった。
仲居という仮面を纏いながら、私は女の本能に突き動かされ、禁じられた背中へと手を伸ばした。

指先が交わしたのは、わずかな温度。
囁きが溶かしたのは、彼の理性。
そして重なった呼吸の中で、罪と悦びは区別を失い、同じ色に溶け合った。

翌朝、正しい言葉で見送ったはずなのに、掌にはまだ夜の熱が残っている。
触れてはいけないものほど甘く、奪ってはいけないものほど深く染みる──
それを知ってしまった以上、もう後戻りはできない。

読者よ。
人は“正しさ”の隣で、ひそかに心を震わせる術を持っている。
そしてその震えこそが、生涯忘れられない官能の余韻となるのだ。

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老舗温泉旅館を舞台に、新婚夫婦を迎える仲居・御園ももの視線から始まる背徳の物語。妻が湯殿へ消えた刹那、控えめな態度の裏に隠された艶やかな女の顔がゆっくりと夫を絡め取っていく。囁きひとつで理性を揺さぶり、距離が縮まるたびに高まる背徳感。幸福な新婚旅行のはずが、気づけば仲居の言葉と視線にすべてを奪われていく──。禁断の快楽に堕ちていく過程を、濃厚に、巧妙に描き出す一本。御園ももの妖艶さに、きっと抗えなくなるはずです。



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