【第1部】横浜の冬、32歳人妻・美佐子が義父に抱かれるまで
私の名前は美佐子。三十二歳、横浜の片隅に建つマンションで一人暮らしをしている。
夫・健太（30歳）は商社勤めで、今年の一月から上海支社の立ち上げに赴任した。任期は一年から二年。結婚して三年、まだ子どもはいない。
結婚してからというもの、健太は毎夜のように私を抱いた。時に乱暴で、時に優しく、強靭な腕に支配される夜は抗いがたい快感に満ちていた。私はもともと性に淡白だったはずなのに、気が付けば彼の欲望のリズムに体も心も慣れ、抱かれることが“日常”になっていた。
その日常が突然途切れた。
夫が出国して一週間も経たないうちに、夜の静けさが異様に重くのしかかり、私は枕を抱えながら眠れない夜を過ごした。夫の匂いが消えたシーツの上で、想い出の残像を追いかける。やがて自分の指が勝手に下腹部へと滑っていき、濡れた花弁を探り当てた。
――こんなはずじゃないのに。
ためらいながらも指先を動かすと、電流のような甘い疼きが走り、知らぬ間に声が漏れていた。初めての戸惑いは数日で消え、自慰は眠りに落ちるための“儀式”になっていた。
そんなある夜、一本の電話が入った。義父の隆志（55歳）からだった。
「美佐子さん、最近どうだい？ 一人じゃ寂しいだろう。よかったら晩飯でも一緒にどう？」
義父は健太によく似た体格をしている。背は高くないが肩幅は広く、まるで格闘家のような骨太な身体つき。精力的な雰囲気を纏い、女遊びの噂は絶えなかった。義母も半ば諦めていると夫から聞いたことがある。
正直、最初は断ろうと思った。だが一人で食卓に向かう虚しさに抗えず、私は「じゃあ、仕事帰りに」と返事をしてしまった。
向かったのは関内の裏通りにある割烹。暖簾をくぐると、すでに義父がカウンターで待っていた。
「よく来たな、美佐子さん。ほら、ここ座って」
気さくな笑顔、手際よく注がれる酒。会話は軽快で、笑うたびに彼の腕や肩の厚みに目が行ってしまう。酔いが回ると話題は自然と男女のことに移っていき、義父の視線がどこか艶を帯びて私に注がれた。
「健太がいなくなって、夜が寂しいんじゃないか？」
「さあ…普通ですよ。どこの奥さんも同じじゃないですか」
「いや、違うね。赤くなってる顔を見たらわかるよ。…一人で慰めてるんだろ？」
図星だった。心臓が跳ね、視線を逸らそうとした瞬間、義父の低い声が耳に絡みつく。
「想像しちゃうんだよな。あいつが毎晩お前を抱いてた顔を…今も同じ顔してるんじゃないかって」
グラスを置いた義父の手が私の腰を抱き寄せ、店を出た瞬間、その逞しい腕に押し包まれて唇を奪われた。
驚きよりも先に、久しく忘れていた男の体温と匂いが胸の奥を刺激し、膝がわずかに震えた。
――理性は「だめ」と叫んでいた。
だが、夫と同じ匂いを纏いながら、夫にはない荒々しい力で抱きすくめてくる義父に、私の身体は抗えず疼いていた。
【第2部】ラブホテルでの焦らしと官能──巨根に支配される背徳の夜
エレベーターを降り、薄暗い廊下を歩いたときから、私はもう逃げ場を失っていた。部屋の扉が閉まるや否や、義父の逞しい腕に抱きすくめられ、背中を壁に押しつけられる。
「美佐子…やっと二人きりになれた」
その声と同時に、唇を貪られる。舌が深く侵入し、口内を荒々しく撫でまわす。吐息が混じり合い、私は必死に首を振るが、心の奥底ではその熱を待ち望んでいる自分に気づき、震えた。
ソファに押し倒され、太い掌が胸元をなぞる。ボタンがひとつ、またひとつ外されるたび、冷たい空気と熱い吐息が肌に触れ、乳房の先端は硬く尖った。
「ほら…もう反応してる。欲しいんだろう？」
「ちが…あっ、だめ…」
否定の声はすぐに甘い喘ぎに変わる。
やがて彼の指は下着の奥へと滑り込み、湿りきった花弁を割る。潤んだ音が部屋に微かに響き、羞恥に頬が熱くなる。
「信じられないくらい濡れてるな。俺の指が沈むたびに、奥が締め付けてくる」
その囁きに、理性が遠ざかる。
そして――義父は立ち上がり、腰のベルトを外した。
目の前に現れたそれを見た瞬間、息を呑んだ。
夫のものに似た形をしていながら、比べものにならない太さ。節立つ幹のように屈強で、脈打つ血管が隆起し、まるで生き物のように荒々しく存在を主張している。
「お義父さん…こんなに…」
恐怖と興奮が入り混じった私の声を、彼は愉しむように笑った。
「これでいっぱいにしてやる。お前の奥まで、全部な」
熱く硬い先端が濡れた入口に触れた瞬間、腰が勝手に跳ねた。ゆっくりと押し込まれるにつれ、内部が強引に広げられ、甘い痛みと快感が交錯する。
「う…あぁっ…！ 大きすぎて…だめぇ…！」
「まだ全部入ってない。ほら、奥で待ってるのがわかるだろう？」
巨根が深々と沈み込むたびに、世界が白く弾け、喉の奥から抑えきれない叫びが溢れる。
完全に埋め尽くされた瞬間、私は涙を滲ませながら義父の背にしがみつき、震える声で懇願した。
「お願い…動いて…突いてください…！」
義父は逞しい腰を一度大きく引き、獣のような勢いで突き込んだ。
「あああっ！」
体内を抉る衝撃に全身が震え、恥も罪悪感も溶けていった。ただ、巨根に貫かれる背徳の快楽だけが、私を支配していった。
【第3部】絶頂と背徳の余韻──巨根に貫かれ続けて
義父の巨根が奥まで突き入れられ、体内を満たす異様な充足感に私は息を詰まらせた。
「うあっ…！ だめ…大きすぎて…！」
震える声で訴える私を、義父は容赦なく抱きしめ、耳もとで囁く。
「美佐子の奥が、俺を離さない。ほら、締め付けてるのがわかるだろう？」
その言葉通り、私の身体は抗えぬ快感に支配され、巨根を締め付けては甘い痙攣を繰り返していた。腰を突き入れるたびに、濡れた音が淫らに響き、理性をさらに遠ざける。
やがて体位が変わった。義父に背を向け、四つん這いにさせられる。背中を押さえつけられ、後ろから巨根が深々と貫いてきた。
「うっ…ああぁっ！ 奥まで…当たって…！」
突かれるたびに胸がシーツに擦れ、乳首が硬く尖り、声を殺そうとしても叫びは止められない。
「お前の身体は、俺の形に作り変えられていくんだ」
荒い吐息と共に、腰は止まることなく打ちつけられる。
崩れ落ちるように上半身をシーツに沈めても、巨根はさらに奥を穿ち続けた。私は泣き声をあげながら快楽に飲み込まれ、連続で絶頂に達する。
「もう…だめ…逝くっ…逝っちゃう…！」
震えながら幾度も果てる私を、義父はなおも執拗に突き上げ、快楽の波を絶え間なく押し寄せてきた。
やがて体位は仰向けに戻り、両脚を大きく抱え上げられる。開ききった身体の奥に、巨根が深く沈み込む。
「もう…お義父さんのじゃないと…足りない…」
自ら求める声が洩れ、背徳の悦びが胸を満たす。
その瞬間、義父の動きが一層激しくなり、脈打つ巨根が膣壁を震わせる。
「美佐子…中に出すぞ…全部受け止めろ」
「はい…ください…中で…！」
荒々しい律動の果て、熱い奔流が一気に奥へ注ぎ込まれる。灼けつくような精の塊が子宮を叩き、私は絶叫と共に再び絶頂へ弾き飛ばされた。
「ああああぁっ！」
果てたあとも義父はしばらく私を抱きしめ、脈打つ巨根を奥に残したまま、汗に濡れた額を重ねていた。
やがて抜かれると、熱い液が溢れ出し、太股を伝って淫らな跡を描く。その痕跡を恥じるよりも先に、私は彼の胸に顔を埋めて震えた。
――背徳の夜。
罪を知りながらも、私はもう抗えない。
夫の帰りを待つ妻であるはずの私は、すでに義父の巨根を欲する女へと変わってしまったのだから。
まとめ──背徳に堕ちた人妻の告白
夫の不在がもたらした孤独は、ただの寂しさでは終わらなかった。
指先で慰める夜を重ねるうちに、心も身体も、誰かに抱かれることを切望するようになっていた。
そこへ忍び込んだのが義父だった。
夫に似た逞しさと、夫にはない荒々しい巨根。その存在に抗おうとした理性は、快楽の奔流の前にいとも簡単に崩れ去った。
「もう、お義父さんのじゃないと足りない」――口にしてしまったその言葉が、私を完全に背徳へと堕とした。
罪悪感と快楽、羞恥と昂ぶり。相反する感情が複雑に絡み合い、心臓を焼き焦がす。
だが一度踏み込んだ関係は、もう戻れない。義父の巨根に貫かれ、絶頂を重ねるたび、私は新しい自分を知ってしまった。
夜ごとに滲むその余韻は、甘く、苦く、そして抗えない。
夫の帰りを待つ妻でありながら、私はすでに「義父の女」としての悦びを覚えてしまったのだから。
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