【第1部】札幌の21歳女子大生・紗月──恋人の家で出会った“もう一つの視線”
私の名前は紗月(さつき)、21歳。札幌の女子大に通っている。昼は文学部の図書館で本に囲まれ、夜はカフェのアルバイトに追われる日々。周囲からは「真面目で清楚」と言われるが、胸の奥には言葉にできない渇きがずっと潜んでいた。
週末の夜、恋人の拓海(23歳)のアパートを訪ねた。まだ雪解けの湿った風が街に漂い、部屋の明かりがやけに温かく見えた。
「いらっしゃい」
そう言って迎えてくれた彼の隣に、思いがけない存在がいた。
──弟の悠真(18歳)。
一瞬で息が止まるほどの美貌だった。切れ長の黒い瞳は深く澄み、彫りの整った横顔は大人びていて、兄よりも背が高い。まだ若さを残しているはずなのに、視線に宿る光はどこか挑発的で、見られるだけで胸がざわめいた。
「兄貴の彼女、こんなに綺麗だったんだ」
その言葉に頬が熱くなる。拓海は苦笑していたが、私の中で何かが静かに揺れ動いた。
夜、拓海と二人きりになり、ベッドの上で肌を重ねているときだった。
ふと、視線を感じた。ドアの隙間に、悠真の瞳。
胸の奥に電流のような衝撃が走り、理性が崩れかける。
──覗かれている。しかも、あの美しい弟に。
私は彼の熱い視線に捕らわれたまま、恋人に抱かれながらも心を奪われていた。
【第2部】背徳の囁き──弟を招き入れた瞬間、禁断の扉が開く
拓海に抱かれながらも、私はもう別の熱に心を奪われていた。
ドアの隙間から覗く悠真の瞳。
その黒曜石のような光が、私の中の「してはいけない衝動」に火をつけてしまったのだ。
「ねえ…拓海、見てるよ。ほら、弟くんが」
耳元で囁くと、拓海の身体が強張った。
「は? …ふざけんな、出ていけって言う」
彼は怒りを隠さず呟いたが、私は首を振り、彼の唇を塞ぐように深く口づけた。
「…お願い。二人とも欲しいの。ねえ、今夜だけ…」
熱に濡れた声で懇願する私に、拓海は目を見開いた。
「正気じゃない…俺の女だぞ」
「違うの…あなたの女であることに変わりはない。でも、もう止められないの」
私はシーツから身を起こし、半開きのドアに視線を向けた。
「悠真、来て…」
その一言で、世界が反転した。
戸惑いながらも、悠真はゆっくりと足を踏み入れる。
兄の目の前で、彼の呼吸は乱れ、頬が赤く染まっていた。
だがその下に隠せない昂ぶりがはっきりと膨らみ、私の目を奪った。
──大きい。兄よりも。
「だめだ…紗月、やめろって!」
拓海の叫びは、もはや私の耳に届かない。
欲望が理性を凌駕し、私は悠真の手を取り、自分の胸に導いた。
「触れて…ずっと見てたんでしょう?」
私の囁きに、悠真の指先が震えながらも滑り込む。
瞬間、身体が跳ね、喉から声が漏れた。
「ん…あ…」
拓海の嫉妬と怒り、悠真の初々しい熱、そして私自身の背徳に震える悦び。
三つの感情が交錯するその部屋で、禁断の夜がついに幕を開けたのだった。
【第3部】二本に裂かれる悦び──騎乗の震えと喉を塞ぐ熱
私はシーツの上に悠真を押し倒すように跨った。
まだ少年のあどけなさを残した顔立ちなのに、下から突き上げてくるものは兄を凌ぐほど逞しく、鋭い。
「…っ、こんなに大きいなんて…」
自分の声に驚きながらも、腰が止まらない。波のように打ち寄せる衝撃に、背中が弓なりに反る。
拓海は隣で苦しげに見つめていた。嫉妬と怒りに顔を歪めながらも、目を逸らせない。
私は彼に手を伸ばし、熱を口に含んだ。
「やめろ…葵…いや、やめさせろよ…」
そう言いながらも、彼の声は震え、喉の奥で喘ぐ。
二本の熱が私の身体を同時に支配する。
ひとつは奥深くを突き破り、もうひとつは喉を塞ぎ、息も声も奪う。
「んっ…あぁ…だめ、二人同時は…っ…気持ちよすぎて…!」
瞳が潤み、世界が揺れる。
悠真はまだ初めてに近いのに、欲望の衝動そのままに荒々しく私を突き上げ、
拓海は屈辱と執念の入り混じった熱で、私の口の奥を震わせる。
その背徳的な交錯の中で、私は完全に壊れていった。
腰が勝手に波打ち、喉奥で声が絡み、二人の名を呼びながら絶頂の渦に飲み込まれる。
「もう…二人に裂かれて…私、全部なくなっちゃう…!」
絶叫と共に、身体が跳ね、視界が白く弾けた。
世界の輪郭が消え、ただ二本の熱に裂かれ、満たされ、蕩ける。
その夜、私は理性を失い、女としてのすべてを二人に明け渡してしまったのだった。
まとめ
札幌の小さな部屋で、私は恋人とその弟、二人の熱に同時に抱かれた。
嫉妬、背徳、そして圧倒的な悦楽。
一線を越えた瞬間から、私の世界は変わった。
──あの夜の記憶は、今も私の奥で疼き続け、消えることはない。



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