私は38歳の主婦。
日々の暮らしは穏やかだけれど、どこか物足りない。
夫は家にはいるけれど、私には触れない。
月に数度だけ、まるで義務のように身体を重ねる夜がある。
けれど、あれは愛ではない。快楽でもない。
むしろ――あの瞬間に灯る火が、私の中の女を深く、濡れたまま燻らせる。
ある日、思い立って参加した中高年向けの登山ツアー。
空気が澄み、胸いっぱいに自然を吸い込むと、身体も心も軽くなっていくようだった。
けれど、出発してすぐに、私は足をくじいた。
不安と焦りがこみ上げるなか、前方から下ってくるふたりの青年が目に入った。
「大丈夫ですか?足、挫いたんですか?」
ひとりはがっしりとした体格で、陽に灼けた肌が眩しかった。
もうひとりは、長身で涼しげな顔立ち。腕も脚も、細いのに無駄がない。
「僕ら、今日で下山なんです。よかったら、麓まで連れていきますよ」
そうして、私は彼ら――**大翔(ひろと)と怜央(れお)**に背負われ、山を降りることになった。
彼らの背中は、想像以上に雄々しかった。
腕に抱えられるたび、密着する腰と太腿の熱が、皮膚を通して内側にじわじわ染みてくる。
しかも、彼らのどちらかの腰骨が、私のお尻にぴったりと当たってくるのだ。
それは、ふわりと触れるたびに、呼吸が浅くなるほど…硬く、巨大だった。
汗と若い肉体の匂い。
普通なら顔をしかめるはずのその匂いが、私には甘く淫らに感じられた。
「あの…すみません、ちょっと…お手洗いに…」
本当は、そんなに尿意があったわけじゃない。
けれど、背中に擦れるそれの熱と硬さに、私はどうしようもなく――濡れてしまっていたのだ。
森の奥、苔むした茂み。
怜央がリュックからタオルを取り出す。大翔は黙って私を木陰に誘導した。
「ひとりにしますね、って言ったら…ウソになるかな」
そう言ったのは怜央だった。
次の瞬間、大翔の腕が私の腰を抱き寄せた。
「真理子さん、無理にとは言わない。でも…感じてるの、わかるから」
返事の代わりに、私の身体は小さく震えた。
ズボンの前を指先がなぞると、そこはもう濡れていた。
布越しに感じる私の湿度に、怜央が喉を鳴らす。
「…やば、下、透けてる。形、丸見え」
羞恥で顔が火照った。けれど、脚はもう閉じることができなかった。
ふたりの手が、私の脚からゆっくりと服を脱がし始める。
ブラのホックが外れた瞬間、山の空気が私の乳首を硬くした。
「……っ」
息が漏れる。
大翔の唇が、私の胸を深く吸い上げる。
怜央の指が、秘部をそっと割る。
「ああ……そこ…っ、だめ…」
しかし、彼らは止めない。
怜央の指は、一度濡れた私の奥をなぞったあと、もう一方の指で後ろの穴までも柔らかく探り始める。
「こっちも、すごく締まってる…」
私は腰をよじり、喘ぎ声を漏らした。
羞恥と快感が渦を巻くなか、大翔がズボンを下ろした。
――それは、見上げるほどの威圧感だった。
血管が浮かび上がるほど隆々とした、漆黒の巨根。
幹が脈打ち、亀頭は怒張し、滴を湛えて光っていた。
「…これ…入る?」
そう囁く前に、私はもう、太腿を開いていた。
受け入れた瞬間、思わず声が裂けた。
「――っ、あああ…っ!」
奥の奥まで、貫かれる感覚。
圧迫されるほどの太さ。
まるで、私の中身を拡げていくような重厚な動き。
「すご…搾り取られる…!」
大翔が唸りながら腰を打ちつけるたび、子宮の底に痺れるような衝撃が走った。
やがて、奥で弾けるように、彼の熱がどっと流れ込む。
そのまま交代するように、怜央が私の身体を抱き起こした。
彼のものは、ピンク色で美しい形をしていた。大翔ほどの威容はないけれど、硬さと敏感さがまるで別物だった。
「真理子さん…ごめん、もう限界…」
挿れられた瞬間、すぐに奥で震え、精が溢れてきた。
けれど、それでも彼は萎えない。
射精のあとも、なお昂り続け、何度も、何度も果てていった。
森の匂い、湿った土の感触、葉のすれあう音。
私はそのすべての中で、彼らふたりの身体を、心を、欲望を――丸ごと受け止めた。
気がつけば日が傾いていた。
私の脚は震え、腰は抜けたまま、ふたりに抱き寄せられて横になった。
「もう…帰らないと…」
そう呟くと、怜央が私の髪を撫でた。
「もう少しだけ。真理子さんの匂い、忘れたくないから」
大翔は私の脚を開き、再びその巨根を押し当てた。
「最後に、もう一度だけ…奥まで欲しい」
それから三日間、私は山小屋で彼らに抱かれ続けた。
欲望と体液の海のなかで、女として再び目覚める時間。
そのひとときが、私にとってどれほど豊かで、官能的で、そして儚いものだったか――
いまも時おり、あの背中の感触を思い出す。
私を運んでくれたのは、山ではなく、彼らの欲望だったのかもしれない。
あの森の奥で、私は「女」である自分を取り戻した。
濡れた脚と、貫かれた奥の疼きとともに、いまもその記憶は脈打っている。



コメント