人妻の自慰|中学の夏合宿で見てしまった“舌の音”が忘れられない

第1幕:忘れられない音——あの夏、合宿の夜

私は今、25歳。結婚して2年になる。
夫は真面目で優しい人。穏やかな日常と、穏やかな夜。
…でも、その「穏やかさ」に、最近、私は息苦しさを感じていた。

夜、一人で眠れないとき、私はなぜか「中学三年の夏合宿」のことを思い出す。
千葉の山奥の合宿所。夜、風呂の時間が終わり、静まり返った消灯時間。
女子部屋の畳の上、私はうとうとしながら、水筒を忘れたことに気づいて、一人で体育館の裏手へ歩いた。

そのときだった。
薄いカーテンの隙間から漏れる、湿った吐息。
なにかの気配に、私は思わず足を止めた。

…そこで、見てしまった。

友人のあゆみが、ユニフォームのズボンを脱がされて、コーチの膝の上に座らされていた。
彼の顔が、彼女の股に埋もれていた。
顔を埋めたまま、彼はゆっくりと動いていた。

くちゅ、ぴちゃ…という、生々しい音が、夜の静けさに響いていた。

あゆみは、声を殺しながら首を仰け反らせていた。
腰が、彼の口に押し付けられるように震えていて、
私は、足が動かなくなってしまった。

怖いのに、目を離せなかった。
濡れていた。私の下着の中も、もう、じっとりと。

その夜、自分の指でしたのは、それが最初だったかもしれない。


第2幕:人妻になっても、舌の記憶は消えない

今夜も、夫は早く寝息を立てている。
ベッドの隣で眠る彼の背中を見ながら、私はスマホでイヤホンを耳に差し、静かな動画サイトを開く。
でも、結局、どの映像よりも私を濡らすのは、
あの“くちゅくちゅ”という、コーチの舌の音だった。

私はショーツの中に手を入れ、自分の割れ目をなぞる。
ねっとりと濡れた感触が指にまとわりつく。

(あゆみの表情…気持ちよさそうだったな…)
(あの舌が、私にも…)

私はまぶたの裏に、当時のあの体育館の暗がりを思い描く。
そして、自分があの場にいて、
「見ている側」ではなく、「舐められている側」だったら…と想像する。

親指でクリトリスをゆっくりと転がすたびに、呼吸が速くなる。
夫の寝息の横で、私はできるだけ声を殺して、
腰だけを小さく揺らす。

(くちゅ…ぴちゃ…)

音だけが、記憶の奥から再生される。
そのたびに、私の身体の中が、ざわざわと熱くなる。


第3幕:指先の奥で、あの舌が息づく

やがて私は、もう一方の手を胸元に這わせ、乳首を挟む。
小さく震える吐息。
そして、親指がぐっと強くクリトリスを押した瞬間——

「っ…ぁ…っ!」

短い悲鳴のような声を、私は枕に押し込めた。
腰が突き上げるように震え、
脳の奥で“白い光”が弾ける。

それは、夫とのセックスでは決して味わえない種類の、
あの“舌の記憶”に導かれた絶頂だった。

しばらく、身体の奥がじゅんじゅんと脈打ち続けていた。
私はそのまま、じっと天井を見つめる。

あの時、あゆみはどんな気持ちだったんだろう。
感じながら、私が見ていたことに気づいていたのかな…。

でも、そんなこと、もう聞けない。

私の中で、あの“舌の音”は、いまも鮮やかに息づいている。

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