娘が寮へ行ってから、朝の家は音が少なくなった。主人を玄関で送り出し、食器をシンクに置いたまま寝室へ入る。カーテンを半分だけ閉め、引き出しの奥からバイブを出す。シリコンの表面は、私の指の熱ですぐ温まった。ショーツを膝まで下ろし、仰向けになって脚を開く。先端を割れ目に当て、ゆっくり沈める。冷たいはずのものが、すぐにぬるぬると滑った。
頭の中は、いつも同じところから始まる。知らない男が二人。一人がブラウスのボタンを引きちぎり、もう一人がスカートの中へ手を入れる。抵抗する私の手首を取られ、ブラをずらされる。乳首を舌で転がされながら、ショーツを剥かれる。M字に開かされた太腿の付け根を舐められ、クリトリスを唇で挟まれる。
「やめて……許して」
口ではそう言う。腰は、舌から逃げない。妄想の男は笑う。
「奥さん、淫汁がいくらでも湧いてくる。気持ちいいんだろ」
「気持ちよくない……」
強がった舌の上に、蜜が音を立てて落ちる。やがて二人は裸になる。主人より太く、裏筋に血管の浮いたものが二本、目の前に並ぶ。私は一本ずつ握らされ、先走りの味を舌で確かめながら、交互に口へ含む。脚を大きく開かれ、ぬるぬるの入り口へ先端を押し当てられる。妄想の中で私は、咥えたまま突かれる。体位が変わるたびに、奥の柔らかい場所を抉られ、シーツを掴んでイく。
バイブを抜くと、収縮した穴から透明なものが糸を引いた。指で拭っても、虚しさは残る。欲しいのはこれじゃない。主人以外の男に、本気で廻されたい。その願いを、私は胸の奥に沈めていた。
寮に入って二ヶ月ほどした夜、明が私のナイトブラに手を入れた。久しぶりの肌の温度に、乳首がすぐ硬くなった。彼は私を仰向けにし、買ってきたローターを割れ目に当てた。弱い振動がクリトリスを苛め、私の腰が浮く。
「亜由美、足を開いて。撮る」
スマホの光が、濡れた茂みを照らした。私は腕で顔を隠した。隠したまま、ローターの位置に腰を擦りつけた。やがて電マに変わり、直接当てられる。足の指が伸び、太腿が震えた。明は私の中に指を二本入れ、掻き混ぜながら耳元で言った。
「他の男に、抱かれてみないか」
振動の上で、息が止まった。
「学生の頃からの友達が二人いる。一度、家に呼ぶ。それから考えてくれればいい」
私は「少し考えさせて」と答えた。本音は、すでに傾いていた。彼にそれを悟られたくなくて、私は自分から彼の首に腕を回し、脚を絡めた。
「もっと、激しくして。アソコが熱いの」
「俺が、二人に抱かれろって言ったからか」
「わからない……するかもしれない。やらしい人妻になっちゃうかも……あっ、そこ、奥」
明のものが、玩具で緩んだ場所を一気に埋めた。子宮の手前を突かれるたびに、頭の中の二人の顔が重なる。私は彼の背中に爪を立て、声を殺さずにイった。中が締まり、彼のものが脈打つのを、奥で感じた。
翌週の土曜、チャイムが二度鳴った。明が入れたのは、同年代の男二人だった。一人は肩幅が広く、声が低い。もう一人は細身で、指が長かった。リビングのソファに座らされ、お茶を出した私の手が、カップの縁で滑った。明は私の隣に腰を下ろし、太腿に掌を置いた。
「亜由美は、了承してる」
私は否定しなかった。低い声の男が立ち上がり、私のブラウスの第一ボタンに指をかけた。プラスチックが弾ける音がした。二番目、三番目。キャミソールの上から乳房の形を確かめられ、細い肩紐を落とされる。細身の男が背後に回り、両手首をまとめて背中側へ引いた。羽交い絞めにされた胸が前に突き出し、ブラのホックを外される。重みのある乳房が零れ、室温に乳首が尖った。
「奥さんの胸、想像より重いな」
低い声がそう言って、右の乳首を唇に含んだ。舌先で先端を弾かれ、左を指で摘まれる。私は肩をすくめた。すくめただけで、逃げる力は出なかった。明はソファの端で、すでにズボンの上から自分を握っていた。
スカートのファスナーを下ろされ、太腿までまとめて脱がされる。ショーツはレースの薄いもので、中心がすでに色を変えていた。それを横へずらされ、指の腹で割れ目を撫でられた。ぬるりと音がした。
「見ないで……あなた」
主人に向けた声だった。細身の男が私の膝を外側へ押し開き、低い声の男が床に膝をついた。熱い息が茂みにかかり、舌が下から上へ一気に這う。ざらついた舌先がクリトリスを捉え、唇で吸い上げた。バイブでは届かない振動が、腰の奥まで走った。蜜が舌の上に落ち、男がそれを音を立てて飲む。
「いくらでも出てくる。強情な奥さんだな」
「気持ちよく……ない」
嘘だった。太腿の内側が濡れ、ソファの革に尻が吸いついていた。ショーツを完全に脱がされ、裸の私は二人の男の間に晒された。彼らは服を脱いだ。明より明らかに太く、裏筋が隆起し、先端から透明なものが糸を引いている。一本を右手に握らされ、もう一本を唇に押し当てられた。先走りの塩味が舌に広がり、鼻孔に男の匂いが満ちた。口を開くと、熱い幹が頬の内側を押し広げる。奥まで入れられ、喉の奥が小さく鳴った。
「挿れてやる」
ソファに背中を預けさせられ、両脚を肩に担がれた。先端が入り口を割り、ぬるぬるの襞を掻き分けて入ってくる。妄想と違い、重さがあった。熱があった。奥の壁に当たった瞬間、息が詰まった。低い声の男が腰を引き、また沈める。ぬちゃ、ぬちゃ、と音がした。細身の男は私の顎を取り、濡れたものを口へ戻した。二本に奉仕しながら、下を突かれる。涎が顎を伝い、喉の奥で咳き込みそうになる。
明が近づいてきた。私の顔の横で、自分のものを扱いている。
「亜由美、口を開けたままイけ」
その言葉で、中がきゅっと締まった。男が低く笑い、角度を変えて子宮口を小突いた。クリトリスを指の腹で擦られ、口の中のものが脈打つ。足の指が伸び、太腿がガクガクと震えた。声にならない嗚咽が漏れ、身体が弓なりになった。イっている間も、腰は抜かれなかった。収縮する穴を、太いものが抉り続ける。
抜かれると、溢れた蜜と先走りが尻の割れ目を伝った。体位を変えられ、ソファの肘掛けに手をつかされる。四つん這いの腰を掴まれ、後ろから一気に入られた。さっきより深く、腹の奥が押し上げられる。細身の男が前に回り、私の口を使った。前後から突かれ、髪を掴まれ、乳首を摘まれる。明は私の横顔を撮っていた。シャッター音がするたびに、羞恥で中が締まり、男のものがさらに硬くなった。
「奥さん、中、吸い付いてくるぞ」
「やめて……言葉、言わないで……あっ、そこ、奥、当たってる」
低い声の男が腰を密着させ、中で放出した。熱いものが子宮の手前に当たり、脈打つたびにとろりと広がる。抜かれると、白く濁ったものが太腿を伝い、ソファに落ちた。入れ替わりに細身の男が入る。敏感になった場所を、別の形のものが掻き回した。角度が違い、左側の壁を執拗に擦られる。私は肘を折り、顔をクッションに埋めた。埋めたまま、腰は自分で後ろへ押し返していた。
二度目の絶頂は、長くて浅かった。クリトリスを裏から指で押され、奥を突かれ、口の端から涎を垂らしながら、小さく何度もイった。男が私の中で果て、抜くと、二人分のものが混ざって尻の下に溜まった。明はそれを指で掬い、私の唇に塗った。私は拒まず、舌で舐めた。塩と、自分の蜜の匂いがした。
三人はまだ終わらなかった。カーペットに寝かせられ、脚を大きく開かされたまま、代わる代わる挿入された。一人が胸を揉み、一人が中を突き、明が私の髪を撫でながら「もっと淫乱になれ」と繰り返す。私は途中から、拒む言葉を失った。欲しい、もっと奥、そう言ってしまい、自分の声に顔を熱くした。三度目にイったとき、視界が白く滲み、足の裏まで痺れた。
部屋には、男三人と私の匂いが残っていた。明は濡れた太腿をタオルで拭い、私の額に唇を当てた。その手が優しかったことと、腿の内側に残る熱さが、同じくらいはっきりしていた。羞恥は消えていない。それより深く、物足りなさが居座っていた。玩具のあとの虚しさとは違う。中を抉られた感触が、まだ膣の形を覚えている。
明が耳元で言った。
「次は、動画も撮らせてくれ。友達にも、もう一度貸していいか」
私は答えなかった。タオルの下で、まだ収縮している場所を、自分の指で確かめていた。指がぬるりと沈む。奥は、まだ熱かった。
⚡ 【閲覧注意】この先、理性が飛びます…
高嶺の花だった元秘書が、48歳で初めてカメラの前に立つ。結婚15年、二児の母になっても、鏡の前で「女は終わっていない」と感じてしまった夜の続きがここにある。若さではなく、経験を重ねた身体と、求められたいのにまだ揺れる視線。デビュー作だからこそ、慣れた演技では隠せない。173分。この初々しさは、今を逃すと二度と戻らない。


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