タダマンFile25 りんか35歳 都合のよいセフレに精飲と中出しまくった記録
セフレの女です。人妻です。りんかが結婚する前からの関係で付き合いは結構古いです。なので色んな意味で息ぴったり、しかも関西人同士なので気が合います。お互いの予定が合わなすぎて半年ぶりの密会です。普段昼はパートしているりんか、旦那には友達と遊ぶと出てきたみたいです。
【第1部】静寂のカフェで制服だけが“女”を思い出させた夜
そのカフェは、名古屋駅から少し離れたオフィス街の端にある。
昼間は打ち合わせやリモートワークの人で賑わうけれど、夜のラストオーダーを過ぎると、途端に世界から切り離された小さな箱みたいになる。
私は藤堂咲良、三十八歳。
この店の副店長として、シフトと売上とスタッフの管理を任されている。
家に帰れば、会社員の夫と小学生の息子が待っている「お母さん」だ。
――それでも、この店の制服に袖を通すときだけは、
妻でも母でもない「女」としての輪郭が、うっすらと浮かび上がってしまう。
白いシャツに黒のエプロン。
胸元のボタンを一番上まで留めるのがルールだけれど、忙しい夜は、いつの間にか二つ目まで外れていることが多い。
それを意識するようになったのは、あの子が夜番に入るようになってからだ。
週に三回、夜のシフトに入る大学三年生のアルバイト。
名前は海斗(かいと)、二十一歳。
最初は少し頼りない手つきで食器を運んでいたのに、今では常連さんに名前を覚えられるくらい、笑顔の上手なスタッフになった。
閉店後。
私はレジの締め作業に集中していた。
売上の数字を打ち込みながら、背後にいる彼の気配を、意識しないふりをして数えている。
カチャ、カチャ、と食器を重ねる音。
スチームクリーナーの小さな唸り。
時々、視線が背中に触れるような、言葉にならない気配。
「藤堂さん、これ、どこに戻せばいいですか?」
背後から名前を呼ばれ、振り向いた瞬間だった。
彼の視線が、ほんの一秒だけ、私の胸元にひっかかる。
その残像が、肌の内側をゆっくりとなぞる。
気づかないふりをして、私は笑ってマグカップを受け取った。
「そのままでいいよ。あとでまとめて戻すから」
取っ手越しに指が触れる。
ただそれだけの接触なのに、熱いものが静かに腹の底に落ちていく。
いけない、と頭ではわかっているのに、心のどこかで、
――もっと、ちゃんと見て。
そんな身勝手な願いが芽生えているのを、私はもう否定できなかった。
「じゃあ、上がりますね。テスト勉強あるんで」
タイムカードを押して更衣室へ向かう彼の背中を見送りながら、
私は唇の内側をそっと噛んだ。
夫との夜は、いつから「おやすみ」のキスで終わるものになったのだろう。
息子がいる寝室の灯りを消してから、自分の身体に触れることも、いつの間にかやめてしまっていた。
制服のボタンの隙間からこぼれ出すのは、
私の「欲」そのものなのかもしれない――そう思ったときにはもう、
私はどこか、堕ちる場所を探し始めていたのだと思う。
【第2部】更衣室のドアが閉まったとき、教育と呼ぶには熱すぎるレッスンが始まった
「海斗くん、スマホ忘れてるわよ」
締め作業を終え、カウンターに置きっぱなしのスマホに気づいた私は、
軽い足取りで更衣室のドアをノックした。
返事はなかった。
バイトは彼ひとり。もう誰も残っていない。
「開けるわね」
そう声をかけてドアを押した瞬間、
空気の温度が一段高くなった気がした。
そこにいたのは、上半身裸でTシャツを脱ぎかけたまま振り向く彼だった。
照明に照らされた肩のライン。
アルバイトとはいえ、毎日のように重いミルク缶を運ぶその腕は、思っていたよりも逞しかった。
首筋をつたう、ひと筋の汗。
それが胸元へ落ちていく軌跡を、私は息を詰めて追いかけてしまう。
「あ……すみません、今、着替えてて」
「こっちこそ、ごめん。スマホ忘れてたから」
視線を逸らそうとしても、うまくいかない。
私は、彼にスマホを差し出したまま、指先を宙に迷わせていた。
「藤堂さん」
名前を呼ばれた声が、いつもより少し低い。
Tシャツを手に持ったまま、彼は一歩だけ近づいてきた。
「さっきから、ずっとドキドキしてました」
「……何に?」
「藤堂さんのこと。
いつも閉店作業のとき、シャツのボタンがひとつ外れてるの、知ってました?」
胸元に視線が落ちる。
私の指先も、条件反射のようにそこへと動いて、慌ててボタンを留め直した。
「そんなの、わざとじゃ……ないわよ」
「知ってます。でも、目が離せなくて」
息が触れ合う距離。
彼の瞳の奥には、少年の無邪気さと、男の迷いのない熱が同時に揺れていた。
「海斗くん、ダメよ。私は――」
「知ってます。既婚者ってことも、年上だってことも。
それでも……ずっと、好きでした」
好き。
その言葉を、夫以外の誰かから向けられたのは、いつぶりだろう。
否定の言葉が喉まで上がってきたのに、「ダメ」と言うより先に、
私の身体の方が、彼の熱を受け入れてしまっていた。
ほんの一瞬、視線がぶつかる。
次の瞬間、彼の唇が私の唇にそっと触れた。
最初は、触れるだけの軽いキスだった。
それなのに、心臓が乱暴にドアを叩くみたいに跳ねる。
「……っ、海斗くん」
「嫌だったら、押して止めてください」
囁きとともに、もう一度、唇が重なる。
肩を引き寄せる腕は、驚くほどまっすぐで、逃げ道を与えてくれない。
更衣室のベンチに腰を下ろしたのは、自分からだったのか、彼に導かれたのか。
その境目は、もう思い出せない。
制服のボタンが、ひとつ、またひとつ、外れていく。
冷たい空気が肌に触れるたび、その上をなぞる指先は、拙いのに一生懸命で、
私は言葉より先に、かすかな息を漏らしてしまった。
「緊張してるの、伝わる?」
「……はい。手、震えてます」
「大丈夫。ゆっくりでいいから」
自分でも驚くほど静かな声が出た。
まるで、新人スタッフにラテアートを教えるときみたいに。
私は、彼のぎこちない手つきに、そっと自分の手を重ねる。
「そうじゃなくて、こう……優しく。うん、今の感じ」
教えるふりをして、触れてほしい場所へ導いてしまう。
そのたびに、身体の奥で何かがほどけていく。
「藤堂さん……そんな顔、ずるいです」
「見てるのは、あなただけでしょ」
どこからが一線で、どこまでが「教育」なのか。
そのラインはとうに溶けてしまい、
私の中で、はっきりしていたのはただひとつ――
もう二度と、戻れないところまで来ている、という確信だけだった。
どこに触れられ、何度名前を呼ばれたのか。
細かな順番は、汗ばんだ空気の中に溶けてしまっている。
覚えているのは、何度も彼の肩にしがみつきながら、
「もう少し」「そこは違う」「今の、すごくいい」
そんな言葉を、抑えきれない声でこぼしていた自分の情けない熱さと、
視線を絡めたまま、彼が何度も「大丈夫ですか」と確かめてくれたこと。
そして最後には、どちらが年上かわからないくらい、
私の方が彼にしがみついて震えていた、という事実だけだった。
【第3部】首筋の痕とタイムカード──終わらない夜を抱えたまま出勤する朝
気がついたとき、更衣室の時計は、終電をとうに過ぎた時刻を指していた。
乱れた制服を整えながら、海斗は、子どものような顔でぽつりとつぶやいた。
「……夢みたいです。
こんなこと、初めてで」
「そう……なの?」
「はい。だから余計に、今日のこと、一生忘れないと思います」
その言葉に、胸の奥がずきりと痛んだ。
私だって、忘れられるはずがない。
でも、忘れなければならない立場にいるのは、私の方だ。
「海斗くん」
呼びかけると、彼は真っ直ぐにこちらを見つめてくる。
その視線には、もう迷いはなかった。
「これは、誰にも言えない秘密よ。
私も、あなたも、守るべきものがあるんだから」
「わかってます。それでも――」
一瞬、言葉を飲み込んだあと、彼は静かに続けた。
「それでも、藤堂さんのこと、好きなのは変わりません」
返事の代わりに、私はそっと彼の髪を撫でた。
母親みたいな仕草をしながら、その指先には、
さっきまで自分の中に受け入れていた温度が、まだ残っている。
「もう一回だけ、ね」
自分でも驚くほどあっさりと、その言葉が唇からこぼれた。
さっきまで「ダメ」と言っていた理性は、
制服のボタンと一緒に床に落ちたまま、まだ拾えないでいる。
どれくらいの時間が流れたのかはわからない。
ただ、二度目の別れ際、海斗の指先が名残惜しそうに私の首筋をなぞり、
そこにそっと唇を落とした感触だけが、やけに鮮明に残っている。
翌朝。
いつものように洗濯機を回し、息子の朝食を並べ、夫を送り出す。
どこからどう見ても、普通の平日の朝だった。
ただひとつだけ違ったのは、
洗面所の鏡の前で髪を結い上げたとき、
首筋にうっすらと残る赤い痕を見つけて、息を呑んだこと。
「……本当に、夢じゃなかったんだ」
指先でそっとなぞると、鈍い熱がよみがえる。
私はコンシーラーを重ねながら、それを完全に消すことはしなかった。
少しだけ、自分でもわかる程度に、跡を残しておいた。
開店前のカフェ。
エスプレッソマシンのスイッチを入れ、豆を挽く音を聞きながら、
私はタイムカードのラックを何気なく見上げる。
ほどなくして、ドアのベルが鳴った。
「おはようございます。今日も閉店まで入ってます」
いつもの制服姿で、海斗がタイムカードを押す。
私の前に立つと、昨日と同じ笑顔で、少しだけ声を落として言った。
「藤堂さん、今日……レジ締め、一緒にやってもいいですか?」
その何気ない一言に、全身の水分が重力を持ち始める。
喉が渇き、手のひらがじんわりと熱を帯びる。
「ええ、お願いしようかしら。
昨日、ちゃんと教えられなかったところもあるしね」
言いながら、自分でも気づかぬうちに、
シャツの一番上のボタンに指先が触れていた。
あの夜に名前はつけられない。
不倫とも、教育とも、ただの出来心とも、どれもしっくりこない。
けれどひとつだけ確かに言えるのは――
私はもう、彼の視線が胸元に絡みつく瞬間を、
心のどこかで待ち望んでしまっている、ということだ。
制服に袖を通すたび、あの夜の熱がよみがえる
もし、あの夜のことを誰かに話すとしたら、
私はきっと「間違いでした」と笑ってごまかすだろう。
人妻であり、母であり、副店長でもある私が、
二十一歳のアルバイトの気持ちに応えるなんて、
世間的には責められて当然のことだと思う。
それでも――
閉店後の静まり返ったカフェで、
制服のボタンをひとつ外しただけで、
女としての自分がこんなにも簡単に目を覚ますのだと知ってしまった今、
私はもう、あの夜を完全に「なかったこと」にはできない。
彼の拙くて真っ直ぐな手つき。
何度も「大丈夫ですか」と確かめながら、
それでも迷わず私を求めてきた体温。
そして何より、
「好きでした」と過去形ではなく、
今も続いている感情として告げられたあの一言が、
私の心の奥に静かな痣のように残っている。
妻としても、母としても、
きっと私は欠けだらけなのだと思う。
それでも、カフェの制服に袖を通すたび、
鏡に映る自分の姿を、少しだけまっすぐ見られるようになった。
――私はまだ、女としても生きている。
道徳や常識から見れば、褒められた体験ではないのかもしれない。
それでも、あの夜、閉店後のカフェで震えながら彼を受け入れた自分を、
私はどこかで肯定してしまっている。
今日も、夜のラストオーダーが近づくと、
私はレジの中の小銭を数えながら、
背後で食器を重ねる音に、静かに耳を澄ませる。
「藤堂さん、これ、どこに戻せばいいですか?」
あの声が聞こえた瞬間、
胸元のボタンが、ひとつだけ苦しくなる。
この関係に、名前はない。
でも、制服に袖を通すたび、
あの夜の熱は、確かに私の中で生き続けている。
それが正しいのかどうかは、きっと一生わからない。
ただひとつ言えるのは、
あの夜の私も、今の私も、
どちらも「本当の私」だということだけだ。




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