【44歳主婦×24歳部下】表参道カフェで偶然、そしてホテルで女が目覚めた午後

第一章|その目が私の脚を、静かに舐めていた。

表参道。
冷たい風が頬を撫でる二月の昼下がり、私はその日、予約していた美容鍼の帰りに、久しぶりに一人でカフェに入った。

夫の職場の近くだということは、頭の片隅にあったけれど、あえて避ける必要もないと思っていた。
ガラス張りの明るい空間。
窓辺の席に座り、蒸気を立てるカフェラテのカップを両手で包んだときだった。

「…あれ? 奥さまですよね?」

その声は、少しだけ戸惑いを含んで、けれどどこか微かに喜びを滲ませていた。

顔を上げると、そこに立っていたのは――夏目くん
夫の部下で、よく年末の忘年会で顔を合わせる程度だったが、彼の笑顔と長いまつ毛は、妙に記憶に残っていた。

「こんなところで会うなんて、奇遇ですね」

「ほんとに。少し時間ある?」

そう言って彼は、私の向かいに腰を下ろした。

私は、胸元のマフラーを無意識に整えながら、小さく頷いた。
その瞬間、彼の目が――私の首筋から鎖骨、そして脚のラインまでを、さりげないようでいて、明らかに意識した視線でなぞっていたのを、私は見逃さなかった。

そのまなざしが、コートの裾から覗いた膝を一瞬とらえて離さなかったのを、私の身体は正直に感じ取っていた。

**

会話の内容は他愛もないものだった。
夫の職場のこと、最近の仕事の話、表参道のランチの話。

けれど、彼がカップを持ち上げるたびに、私の指先と同じ高さに彼の指が重なり、
彼が笑うたびに、彼の喉仏が上下し、その奥の湿った温度を想像してしまう自分がいた。

彼の視線が、私の唇の動きに合わせて微かに動いていることに気づいたとき、
私はまるで、言葉ではなく身体のどこかで、彼と会話をしているような錯覚を覚えていた。

コートの中、薄手のニットの下で――
下着のレースが、いつもより敏感に肌にこすれているのを意識したのは、彼の眼差しが、私の”女”の輪郭をなぞるようになったからだ。

**

「…奥さま、」

彼が言いかけて、言葉を止めた。

「なに?」

「なんか、雰囲気…変わりましたよね。前より…ずっと、綺麗というか…」

そのとき、私はもう知っていた。
彼が何を感じているのか。
そして、私がその視線を、受け入れてしまいたい衝動に駆られていることを。

「あなた、24歳だったわよね?」

そう返した私の声は、たぶんもう“奥さま”じゃなかった。

グラスの水が、私の喉をすべる音さえ、彼の視線の中で淫らに響いた。
そんな気がした。

**

彼が会計を終えたあと、外に出ようと立ち上がるとき――

「このまま、少しだけ…一緒に歩きませんか?」

彼がそう言ったとき、私の中で何かが確実に、音を立ててほどけた。

すべての感覚が濡れていた。
呼吸も、肌も、そして欲望さえも。

私は、頷いた。

「ええ、少しだけなら…」

でも、私は知っていた。
その“少しだけ”が、どれほどの罪を生むかなんて。

第二章|ホテルの鏡に映ったのは、“濡れた私”だった

表参道から青山通りを抜けた裏路地、
カフェの後、私たちはただ無言で並んで歩いた。

街のざわめきが遠のいてゆく。
彼の横顔を盗み見るたび、胸の奥に小さくて湿った火種が灯っていくのを感じていた。

「この辺りに、落ち着ける場所があるんです。たまに一人で使ってるんですけど…今日は、どうしても…」

彼の声は震えていた。
それが演技でないと、私はなぜか確信できた。

入ったのは、静かな小さなデザイナーズホテルだった。
エレベーターの中、私たちは一言も交わさなかった。

でも――指先が、ふと触れた。
その瞬間、私の皮膚の内側を、電流のような熱が駆け抜けた。

まるで、“触れること”そのものが、すでに“入ってきている”ような錯覚に、脚の奥がじわりと濡れるのを感じてしまった。

部屋の鍵が閉まる音。
カーテンを閉める音。
私のヒールがカーペットに沈む音。

静けさの中に、すべての感覚が露わになっていく。

「…服、脱がせてもいいですか」

その一言に、私は頷くだけだった。
言葉にしてしまえば、崩れてしまう何かがあったから。

彼の指先が、私のコートのボタンを一つひとつ外していく。
ニットの下、レースの下着が浮かびあがる。
彼の視線が、私の身体に触れる前に、すでに“舐めていた”。

「…綺麗すぎて、言葉が出ません」

喉の奥で潤んだ声。
彼の手が、肩から腕へ、そして肋骨のカーブをなぞるように下りていくたび、私の中に秘められていた“女”の部分が、ゆっくりと、でも確実に目を覚ましていく。

ブラのホックが外され、乳房の重みが空気に晒されたとき、
彼の唇が、まるで祈るように、その先端を口に含んだ。

「あっ…」

私は、声を堪えようとしても、堪えきれなかった。
吸われる感覚に、腰が勝手に揺れてしまう。
快楽が、私の輪郭を溶かしていく――

ベッドに横たえられた私は、すでに息も熱く荒れていた。

彼の舌が、腹部から下腹部へ、
そして、レース越しに濡れた布地に到達した瞬間。

「ここ…もう、こんなに…」

囁きが、私を犯す。
そして、彼の指先が、その布地をゆっくりとずらしたとき、
私は、自分の中の“堤防”が音を立てて崩れていくのを感じた。

舌が、そこに触れたとき――

世界が、白く揺れた。

「ダメ、そんな…だめ、そこ…っ…!」

でも、私の声と裏腹に、
身体は彼の舌を、もっと奥へ、もっと深くへと誘っていた。

そして、彼が身体を重ねてきた瞬間。
滑らかに、でも確かに彼が“私の中に”入ってきたその感触は、
まるで、自分の“空洞”に気づかされるような感覚だった。

密着する肌。
脈打つ熱。
髪に落ちる彼の吐息と、耳元で震える声。

「奥さん…じゃなくて……〇〇さん…ずっと…」

自分の名前を、誰かに“欲望の中”で呼ばれることが、
これほどまでに官能的だとは思わなかった。

脚を巻きつける。
彼の背中に爪を立てる。
何度も、奥へ、深く、私を貫くたび、
快楽の波が、私の身体と心の両方を押し流していった。

クライマックスは、静かだった。
震えるほどの熱を超えたあとの、放心の静けさ。

身体が、彼と溶け合ったまま、ただ微かに震えていた。

ふと目を開けると、鏡に映った自分がいた。
頬は紅潮し、髪は乱れ、胸は小さく波打っている。
脚の奥には、まだ、彼の余韻が残っている。

「……こんな顔、家ではしたことなかった」

その言葉は、無意識に漏れた。
彼は、静かに私の額にキスを落とした。

「僕も…誰のことも、こんなに見たことなかった」

その言葉が、私の一番奥に触れた。

最終章|夫がまだ職場にいる時間、私は彼の部下に抱かれていた

「まだ、少し時間…大丈夫ですか?」

ベッドに横たわり、肌と肌が重なったままの沈黙の中で、彼が私の耳にそっと囁いた。
デジタル時計の赤い数字は、午後4時22分。

――夫は、まだオフィスで会議中のはず。
私は、彼の部下の腕の中で、まるで別人のように吐息を漏らしていた。

「…もう一度、あなたに触れてもいい?」

その問いはもう、必要なかった。
私は、彼の手が腰に触れた瞬間、すでに“女”としての私に火が灯ってしまっていたから。

彼の指が、ゆっくりと太腿の内側に滑り込んでいく。
肌が、彼の体温を覚えている。
そこはもう、濡れていた。

一度、すべてを委ねた身体は、躊躇を知らない。
むしろ、もっと欲してしまう。
奥へ、深くへ、貫かれる感触を。

「どうして…また、こんなに…」

呆れたような、愛おしむような声。
その一言でさえ、性感の中枢に触れてくる。

私は彼の頬を両手で包み、唇を寄せた。
まるで、命を繋ぐように、舌と舌が絡まった。
深く、湿って、どこまでも溶け合って――

彼が、再び私の中に入ってきたとき。
すでに私は、自分の形を失いはじめていた。

「ねぇ、見て」

私は、少し身体を起こし、部屋の壁に設置された姿見を指さした。

鏡の中には、彼に抱かれながら喘ぐ私が映っていた。
脚を絡め、彼を引き寄せ、快楽に溺れている“私”が――

「こんな顔、私、してるんだね…」

「すごく…綺麗です。信じられないくらい」

そのとき、私は鏡の中の自分に嫉妬しそうだった。
こんなにも感じて、濡れて、震えて、咲いている自分を――
夫にも、誰にも見せたことがなかった。

彼の律動が激しくなる。
私の奥を、深く何度も貫くたび、部屋の空気が震える。
息遣いと、肌と肌が打ちつけ合う音だけが、この密室の世界を支配していた。

「だめ、また、またイきそう…っ」

「いいですよ、全部、受け止めますから」

身体の奥で爆ぜた。
彼の熱と私の震えがひとつになり、
全身が開いていくような、**“絶頂を超えた絶頂”**を迎えた。

視界が滲む。
涙が一粒、枕に落ちた。

気がつくと、彼が後ろから私を包み込むように抱いていた。
鼓動が、背中越しに伝わってくる。
生きていることの証のように。

「…どうして、あなたじゃなきゃだめになっちゃったんだろう」

そのつぶやきに、彼は何も言わなかった。
ただ、私の髪にキスをして、静かに瞳を閉じた。

午後5時14分。
夫は、まだ職場。
私は、夫の部下の腕の中で、“女”として目覚めてしまっていた。

服を着なおしながら、身体の内側にまだ彼がいる感覚が残っていた。
下着のレースが擦れるたび、少しだけ膝が震える。
コートのボタンを留めながら、私は自分の中に、もうひとりの私を見つけていた。

女であることを、感じることを、
もう、やめられない。

外に出ると、夕焼けが街を金色に染めていた。
少し冷たい風が、熱の名残を洗い流すように吹いている。

バッグの中のスマホが震えた。
夫からのメッセージ。

「今夜、少し遅くなりそう」

私は、その文を見つめたまま、
唇の端に、気づかれないほど小さな微笑みを浮かべた。

「……大丈夫。私も、まだ外にいるから」

そう返した指先には、
ついさっきまで、彼の熱が確かに残っていた。


エピローグ|もう、戻れないと知っていても。

あのホテルの部屋で、私は確かに“生きて”いた。

それは浮気でも、不倫でもなく、
**“女としての回帰”**だったのかもしれない。

夫の部下――夏目くん。
彼の視線と指先が、私の奥に眠っていた欲望を目覚めさせた。

罪悪感と快楽。
喪失と赦し。
そして、覚醒。

私は今も、
夫の知らない“私”を鞄に潜ませながら、
誰かの視線を、待っている。

また、あの日のように、偶然を装って。

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番外章|寝息の隣で、私はもう一度、堕ちていった(完全版)

夫が酔って帰宅した夜、私はなぜか胸の奥で、湿った予感のようなものがざわついていた。

「ちょっと、アイツ駅で見かけてさ…そのまま連れてきちゃったよ。悪い、〇〇もびっくりだよな」

そう言って笑った夫の横に立っていたのは――夏目くん
あの夜、私を抱いた男。
彼の視線が、再び私を射抜いた瞬間、心のどこかで“また堕ちる”予感がはっきりと形を持った。

私たちは言葉を交わさなかった。
けれど、彼の目の奥に潜む熱が、リビングの柔らかい灯りの中でじわじわと広がっていた。

夫はすぐに酔いが回り、ソファに崩れ落ちるように眠った。
静かな寝息とアルコールの匂いが部屋に満ちる中で、
私は台所に逃げるように立ち上がった。

後ろから、あの気配が近づいてきた。

「……会いたかったです」

その声だけで、膝の裏がじんわりと熱を帯びる。
戸棚の中のコップを取る手が止まる。

「ダメよ…夫がここにいるの」

そう言った瞬間、腰に触れた彼の指がすべてを無効化した

私はもう、“感じる女”として火がついてしまっていた。

ソファの影。
暗がりの中で彼に背を向けたまま、私はそっと膝をついた。

「……私から、させて」

彼のシャツの裾をめくり、ベルトに指をかけると、彼の息が少しだけ乱れた。

私は、夫の寝息を背後に感じながら、
静かに、ゆっくりとその熱を口に含んだ。

温度、脈動、肌の香り。
すべてが、記憶の中の彼よりも濃く、甘かった。

舌先で円を描き、喉奥に触れそうな深さまで受け入れながら、
唇で音を立てないように吸い上げる。

彼は小さく腰を震わせながら、私の髪にそっと指を絡めた。

そのとき、私は、“見つかってはいけない”という恐怖と、“見られたい”という願望が背中合わせに揺れていた

彼の手が私の肩を引き寄せた。
立ち上がった瞬間、彼の指がスカートの奥へと滑り込んでくる。

「もう…濡れてる」

その囁きと共に、私は壁に手をつかされ、
後ろからレース越しの柔らかな部分に舌が触れた。

クンニリングス――その行為にここまでの芸術性を感じたことはなかった。

彼の舌は、花弁を丁寧に開き、
つぼみの奥を湿らせ、吸い、揺らし、
敏感な場所を的確に弾く。

「だめ…そんな、だめ……声、出ちゃう…っ」

脚が震えた。
唇を手で押さえ、声を堪えながら、私は腰を前後に揺らしてしまっていた。

背徳の中で、女としての“悦び”だけが純粋だった

「中で、もっと感じさせてください」

彼に手を引かれ、リビング奥の畳の上に横たえられる。
シンプルな座布団の上、彼がゆっくりと重なってくる。

正常位。
彼の目を見ながら、ゆっくりと中へと沈んでいく感覚は、
まるで深海へ落ちていくように、私の意識を静かに包んだ。

「こんなふうに、誰かを感じたこと…ありますか?」

答えられない。
彼が腰を動かすたび、天井がにじんで見える。

奥まで届くたび、声にならない声が喉を震わせる。

今度は、私が彼を押し倒した。
騎乗位。

腰をくねらせながら、自分で彼の中へと沈んでいく。

上から見下ろす彼の表情、乱れた髪、濡れた瞳。
私はすでに、自分が主導権を握ってしまったことに、
女の快楽を越えた“支配欲”すら感じていた。

上下に、前後に、動きを変えるたび、
私の中で彼が形を変えて拡がっていく。

「〇〇さん、もう…限界です…」

「まだ…だめ。私、もっと…欲しいの」

その一言が、彼を狂わせた。

最後は、後ろから。
彼に脚を割られ、膝をついた姿勢で、深く深く打ちつけられる。

夫の寝息が、すぐ隣で安らかに響いている。
なのに私は、男の熱に貫かれ、息を殺しながら、
絶頂へと押し流されていた。

「イくっ…イく、もうっ…!」

波が崩れるような快楽が、骨盤の奥で炸裂する。

何度も、何度も、私は波の中で溺れた。

気がつくと、彼は私の背中に口づけを落とし、静かに服を整えていた。

私は膝をついたまま、しばらく起き上がれなかった。

ソファに戻り、冷めた水を飲む。
時計は、深夜2時15分。

夫の横に戻ると、彼はまるで何も知らないような顔で眠っていた。
その背中に、そっと腕を回しながら、私は目を閉じた。

けれど、まぶたの裏に浮かんでいたのは――
私の上で揺れる夏目くんの瞳だった。

また、あの夜のように。
偶然を装って、
私はもう一度、堕ちていくかもしれない。

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