人妻地下室体験談|若い男とSM調教、禁断の夜に堕ちて

第一章 誘いの扉と、濡れた足音

札幌の外れにある一軒家。
地下に続く木製の扉を開けるたび、私の中で何かが目覚める音がする。

私は41歳、ふたりの子を持つ主婦。
夫は単身赴任で関西に、もう半年近く会っていない。

昼間はスーパーのレジで働き、夕方は子どもたちの塾や部活の送迎に追われる。
そんな日常のすき間に、私の「女」としての感覚だけが、ずっと取り残されていた。

きっかけは、パート先の若いアルバイトの男の子——高橋くん(22歳)だった。

素直で、礼儀正しくて、そして…何より視線が正直だった。
私が腕まくりをするだけで、彼のまなざしがわずかに揺れるのを、私は見逃さなかった。

「この子なら、壊れない」と思った。
「この子に壊されたい」と、思ってしまった。

ある雨の夜、子どもたちが実家に泊まりに行ったタイミングで、私は彼を家に呼んだ。
「ピアノ、好きなんでしょ? 地下の防音室、見てみる?」

彼は戸惑いながらも、ゆっくりと頷いた。

階段を降りる音が、私の鼓膜と太ももを同時に震わせる。
古い木材の匂いと、湿った空気。
ネグリジェの裾が脚にまとわりついて、私はすでに熱を帯びていた。


第二章 拘束と、沈黙の命令

「椅子、座ってみる?」
私は地下室に置かれたSM用の木製の拘束椅子を、あたかもインテリアの一部のように紹介した。

高橋くんは困ったように笑いながらも、恐る恐る手を置いた。
私がそっとその手を押さえる。
指先が少し震えていた。

「縛ってみてもいい?」
囁くように聞いた。
彼は答えずに、黙って頷いた。

縄を巻く音が静寂を切り裂く。
私の手は慣れた動きで彼の手首、足首、そして胸元へと絡みつけていく。
彼の呼吸が少しずつ荒くなり、それに合わせるように、私の身体も熱を帯びてゆく。

私はゆっくりと彼のシャツを脱がせ、指先で肌をなぞる。
若い体の温度は、私の掌を内側から燃やすようだった。

「動かないでね」
そう告げて、私は自分の下着を少しずつずらした。

あの椅子に座る彼の目の前で、私は自分の身体を差し出す。
彼の目が、羞恥と欲望のあいだで泳いでいるのがわかった。

指を、口を、胸を、すべて使って彼の身体と心を試すように、ゆっくりと堕としていく。
そして、彼の奥にある「獣」が目を覚ました瞬間、縄を解いて、私はベッドへと誘った。

「もっと、強くしていいよ」
それが、彼のスイッチだった。

ネグリジェを裂かれ、背中から押し倒された感覚。
雨音と若い肉体の熱に包まれて、私は久しぶりに「女」のまま声を上げた。


第三章 孕む余韻と、また次の夜へ

終わったあと、ベッドの上に広がる汗と吐息の余韻の中で、私は天井を見上げていた。

彼は静かに私の肩に触れ、囁く。

「こんな世界があるなんて、知らなかったです」

私は微笑んで、「私もよ」と応えた。
でも、本当はもう何年も前からこの地下室で、何人もの男たちと「初めての快楽」を重ねてきた。

夫も、その全てを知っている。
カメラのスイッチを入れるのも、声をかけるのも、いつだって彼。

私は「自分の身体が誰かに奪われる」のを演じながら、毎回違う「自分」を取り戻していた。

罪? 恥?
そういった感情も、初めはあった。

でも今はただ、私の奥深くにある「疼き」に忠実でいたいだけ。

また次の夜、次の声、次の指先に身を委ねながら、
私は今日も、地下の扉を開ける。

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