人妻家政婦の禁断体験:憧れの作家に縛られて

第一章:扉の向こうにいた憧れ

あの家のチャイムを押した瞬間、胸の奥がかすかに疼いた。
八月の終わり、蝉の声が遠のいていくなか、私はスーツの上着を脱ぎ、柔らかなエプロンに身を包んでいた。鏡で整えた前髪の隙間から、額に浮かぶ薄い汗が一滴、こめかみを滑って落ちていく。

——今日から、あの人の家で働く。
それはまるで、物語の中に入り込むような不思議な感覚だった。

杉並の閑静な住宅街。背の高い塀に囲まれた一軒家は、外からでは想像もつかないほど静謐で、時間が止まったような空気を漂わせていた。
重たい鉄の門をくぐると、夕方の柔らかな光が、庭の木漏れ日と重なって、どこか幻想的だった。

そして、その玄関の奥に、私は長年想い続けてきた人がいる。
直木賞作家・槇原一成(まきはら・かずなり)。
60代後半に差しかかり、世間では“隠遁”とささやかれているが、私にとっては永遠の憧れだった。

大学生のころから彼の作品に浸り、何度も何度も読み返してきた。
孤独、性愛、赦しと喪失。その世界観は私の心と身体に深く沁みこみ、読むたびにどこか疼くような感覚を覚えた。

——そんな先生の「家政婦募集」の張り紙を偶然見つけたのは、地元の古本屋だった。
運命だと思った。
どうしても、断ち切れない何かに導かれている気がして、私は履歴書を送った。

そして今日、夢のような採用通知から三日後。私はこの扉の前に立っている。

「失礼いたします……槇原先生、私、美紀と申します」
緊張とともにドアが開いた瞬間、微かに古いインクの香りと、木の床に染み込んだ書斎の空気が鼻をくすぐった。

そこに立っていたのは、想像していたよりもずっと大きな背中だった。
無精ひげにくすんだグレーのシャツ、少し乱れた髪。だが、その目が私を捉えた瞬間、胸の奥がひとつ跳ねた。

「……ああ、君か。ずいぶん丁寧な挨拶だな」
低く、少しかすれた声。
その一言だけで、私は全身の毛穴が開いていくような感覚を覚えた。

「昔から……先生の作品が、大好きで……まさか本当に、この家に入れるなんて」
私がそう言うと、彼はふと微笑んだ。その笑みに、冷たさと熱が混じっていた。

「好きっていうのは、どういう意味で?」
その問いに一瞬、言葉が詰まる。
作品のこと? 作家として? それとも、——男として?

「……すべて、です」

先生はその答えに何も言わなかった。ただ、私の足元から視線を這わせるようにじっと見ていた。
裾までぴたりと張りついたエプロンの布越しに、自分の身体の線を意識してしまう。
首筋、鎖骨、胸の輪郭、腰のくびれ……私はいま、物語のページをめくられるような気持ちで、その視線を受け止めていた。

「君の匂いは、物語になりそうだ」
ふいに、そう呟いた先生の言葉が、喉の奥に残る。

——匂い?
まるで、私という存在すべてが、すでに“素材”として見られているようだった。

でも不思議と、怖さよりも恍惚が勝っていた。
胸の奥で、長年封じてきた「何か」が小さく目を覚まし始めていた。

まだ、先生の手は私に触れてもいないのに。
もうすでに、心も身体も、私の一部は先生に握られている。

第二章:縛られて、ほどかれて

その部屋の空気は、明らかに変わっていた。

和室の襖を開けた瞬間、肌の表面がぴり、と反応する。
ほんのわずかな湿度、畳に染み込んだ午後の陽、沈みかけた陽光が障子を透かし、私の影を柔らかく床に落としていた。

そして、その中央に――先生がいた。

無言のまま座るその膝の上には、丁寧に巻かれた一本の縄。
それはまるで、これから物語を“編む”ための筆記具のように、彼の手に収まっていた。

私は戸口で立ち尽くし、喉の奥をそっと鳴らす。
けれど声が出ない。
胸の奥で何かが、ゆっくりと、怖いほど確かな鼓動を刻んでいた。

「……入って」
先生の声は低く、乾いていて、なぜかとても優しかった。

その言葉に背中を押されるように、私は一歩、また一歩と畳に足を踏み入れた。
すでに身体が、空気に触れられている気がした。
視線という名の指先で、肌の隅々までなぞられているような感覚。

「……次の作品で、どうしても必要なんだ」
先生は視線を逸らさずに言った。

「“縛る”という行為は、人を閉じ込めるものじゃない。
 むしろ、その人の本当の“かたち”を露わにしていくんだよ」

先生の言葉はいつもそうだった。
胸の奥を静かに撫でながら、気づかぬうちに芯まで届いてしまう。

「怖かったら、すぐにやめる。……でも、君の反応を、どうしても知りたい」

“反応”。
その響きに、喉が渇いた。
それは単に皮膚が感じる刺激ではない。
感情の揺れ、欲望の震え、触れられたときにしか現れない、奥底の“真実”。

ゆっくりと、私は跪く。
胸の前で手を重ね、静かに正座した。

「お願いします……」
その言葉を口にした瞬間、背筋にぞくりとした感覚が走る。

逃げ道は、もうない。
いや、逃げたくなんてなかった。

先生が手にしていた縄が、私の肩にふわりと落とされた。

そのとき、まだ触れていないのに、
私はすでに“触れられて”いた。

第二章:縛られて、ほどかれて(中盤〜後半)

私は脚を開いたまま、両腕を縛られ、胸を張り出すような姿勢で、畳の上にさらされていた。
羞恥で心が揺れるたびに、縄が擦れて、肌にぴりりと走る感覚が、現実をいやに強く刻みつけてくる。

「もう……恥ずかしいです……」

自分で言ったその言葉が、空気の湿り気に溶けていく。
けれど、先生はその羞恥を否定しなかった。
ただ、静かに見つめて、濡れた中心へそっと指を滑らせる。

ショーツの中へ潜り込んできた指先が、熱と湿度に満ちた粘膜に触れた瞬間、
私は短く息を呑んだ。

「……本当にすごい。吸い寄せられるようだ」

その一言に、身体の奥が勝手に収縮する。

くちゅ、と音がした。
布越しではなく、直接の、生々しい音。
その音が、部屋の静寂のなかに響いた瞬間、私は完全に“行為のなか”に飲み込まれていた。

「……あ、あっ、ん……っ」
指が、ゆっくりと私の中を探り始める。

一本だけのはずなのに、それがまるで、何本もの熱を抱えているように感じられた。
私の身体が、触れられるたびに微細に反応し、
奥へ、さらに奥へと、締めつけていく。

「中が……絡みついてくる」
そう呟く声が、どこか誇らしげだった。

その声に、私は答える代わりに、
ただ静かに脚をさらに開いていた。

自分から晒すこと。
自分から迎え入れること。
縛られているのに、私の意思がそこにあった。

——これは支配じゃない。服従でもない。

これは、“私が選んだ官能”。

「美紀さん、君は……いま、世界で一番、美しい素材だ」

先生の言葉が、私の中で泡のように弾けて消えていく。

そこから先は、時間の感覚がなかった。

膣の奥にぐっと届くほど沈められた指。
指の背で擦られるたびに走る震え。
縛られて硬く張った乳首を撫でられると、腰が勝手に動いてしまう。
何も考えられない。ただ、感じて、感じて、溶けていくしかなかった。

「……あ、もう、だめ……っ、あっ、ああっ……」

自分の声が、誰か他人の喘ぎのように聞こえた。

胸の奥で熱がふくらみ、喉がひくつき、子宮の奥がぎゅっと掴まれるような感覚。
それが波のように重なり、いよいよ最後の一線を超えた瞬間——

「いってごらん。君の中の、いちばん深いところで」

「っあ、あああ……ああっ……!!」

痙攣したように脚が跳ねた。
膣がきゅっと締まり、指を強く咥え込む。
縛られた胸が激しく揺れ、髪が汗に張りつく。
世界の輪郭が崩れて、私は、達していた。

全身が熱に包まれ、心だけがあとからついてくる。
どこにいるのかもわからない。
ただ、先生の指が、まだ私の中にいることだけは、確かだった。

やがて、指がそっと抜かれた。

そのとき、私は初めて、涙が流れていることに気がついた。
悔しさでも、悲しさでもない。
これはきっと、長い時間をかけて、閉じ込めてきた“私”が溶け出した涙。

先生は、乱れた髪を優しく撫で、ほどけた縄を外しながら言った。

「……もう戻れないよ、君は」
「……わかってます」
私の返事は、小さく、でもはっきりとしていた。

その夜。
帰宅して、夫と食卓を囲んだ。
けれど、胸の奥ではまだ、縄の締めつけの記憶が熱を持って残っていた。

座るたびに、ショーツが濡れているのを思い出し、膝をそっとすぼめた。
夫が笑いながら話しかけてくるたびに、私は罪悪感の代わりに、甘い悦びを感じていた。

——明日も、先生の家に行く。

私はもう、“家政婦”ではなかった。
私の身体は、物語の中で縛られ、ほどかれ、そして、誰にも言えない「仕事」を受け入れていた。

第三章:夫には言えない「仕事」の意味

その日から、私は“違う身体”になった。

目覚めるたび、ベッドのシーツにうっすらと残る体温を確かめては、昨夜のあの和室の感触を思い出してしまう。
腕を上げたときに感じる、うっすらと残った縄の痕。
シャワーのお湯をあてると、ほんの少し、そこが熱を持つように疼く。

それが嬉しかった。

私は、あの人の手で「女」にされた。
この年齢で、もう二度と味わえないと思っていた悦びに、あの家の和室で出会ってしまったのだ。

夫には、言えなかった。
「最近疲れてて」「先生の原稿が佳境で」「家に泊まりで看ることになって」
幾度も重ねる嘘は、自分自身の声ですら他人のようだった。

けれど、罪悪感は思ったほど湧いてこなかった。

——私は、あの人に“書かれている”。

それだけで、罪はいつのまにか赦されていく気がした。

ある夜、夕食の支度をしながら、鍋の湯気の向こうに夫の顔をぼんやり見ていた。
「今日は早かったな」
そう言って笑う夫に、私は優しく頷き返した。

でも、その笑顔が胸のどこかに痛みを残した。

……夫は知らない。
この身体が、何度もあの人の指に濡れ、膣の奥で震えながら絶頂を迎えたことを。
「家政婦」として通っていたその日々の裏で、どんなふうに縛られ、解かれ、女の輪郭を与えられていたかを。

洗い物をする手の下、薄手の部屋着の中で乳首がぴりりと疼く。
ふと、あの縄の感触がよみがえった。
それだけで、下腹部がじわりと熱を持つ。

食後、夫がテレビを見ている間、私は寝室にひとり閉じこもり、引き出しからあの小さなローターを取り出した。
それは、先生の家に行く前に買った、唯一の“秘密道具”。

身体の奥を、思い出すようになぞる。
音もなく、ただじっと、指先と、記憶とで自分の中心を撫でていく。

「……先生……」
名前を口にしたとき、私は中指の関節までを、ゆっくりと沈めていた。

縛られていた時の、あの拘束の感覚。
先生の目が私を射抜いたときの濡れ方。
縄のざらりとした圧迫と、絶頂の瞬間に突き上げられた子宮の奥の熱。

ぜんぶ、忘れられなかった。
というより、身体が記憶してしまっていた。

——私は、もう普通には戻れない。

次の日曜日、夫には「午後から先生宅の掃除が入った」と伝えた。
その声が、あまりにも自然で、自分でも驚くほどだった。

その日、私は下着を選びながら、思い出していた。
縛られたあのとき、乳房がどんなふうに浮かび上がったか。
縄に擦れて濡れた秘部から、どんな音が漏れたか。

そして選んだのは、白のコットンショーツと、透けるほど薄い肌色のブラジャー。
やわらかくて、縛られたときに擦れやすい素材。

それを身につけた瞬間、自分のなかで何かがスイッチのように切り替わるのを感じた。

夫に背を向けて、玄関を出るとき。
私は、「家政婦」としてではなく、「先生の女」としての顔になっていた。

——あの家に着いたら、きっとまた私は、ほどかれる。

言葉ではなく、指で。
視線で。
そして、縄で。

そしてそのたびに、女としての“わたし”が深く掘り起こされていく。

もう、後戻りはできない。
私の身体はすでに、物語の一部として、あの人の中に記されているのだから。


終章の余韻:

私は、家庭では「妻」であり、
あの家では「女」であり、
あの人にとっては、もう「作品の中の身体」なのだ。

誰にも言えない「仕事」。
けれどそれは、人生で初めて、自分で選んだ“欲望の在り方”だった。

止まらないなら、もう踏み込んで。

ファンだった作家の家政婦として働く美紀。憧れの先生の近くで働けて順風満帆な日々を送っていた。ある日「次の作品で必要なんだ」と言いながら縄を出してきた作家は、戸惑う美紀を縛って犯してしまう。嫌がりながらも未知の感覚と快楽に悶え喘ぐ美紀。翌日からも、家政婦とは違った仕事を要求し続ける作家。次第に身も心も堕ちていく美紀は、ついに夫に嘘をついて作家の家へと向かい…



🔥 FANZAで見る(禁断の快感)



📺 DUGAで見る(リアル映像)

コメント

タイトルとURLをコピーしました