私よりもかなり年下でしたが、パソコンに関してはすごく手馴れて…

数年前、まだデパガをやっていたころの話です。
お中元の時期に人が足りなくて、わたしはお中元の受付センターに駆り出されました。

わたしの本来の売り場は割と人数も多かったので、シフト調整がしやすかったのが大きかったです。
売り場のホープを除いた何人かが行かされたんですが、わたしも見事にその枠に入ってしまったというわけです。
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駆り出されることそのものは別に構わなかったんですが、一つ問題がありました。
行ったことある方はわかると思うんですけど、ご中元のギフトセンターって、パソコンをすごくつかうんですよ。
残念ながら、その頃のわたしはパソコンの知識はあまりありませんでした。
一応基本的なキーくらいはなんとか打てますが、ちょっと難しい操作になるとからっきしです。普段スマホしか使いませんし。

案の定、ギフトセンターでは操作に手間取ることもしばしば。
お客様に怒鳴られてしまうこともありました。

ただ、そんな時に救世主が現れたんです。
バイトの男の子でした。たぶん学生。
わたしよりもかなり年下でしたが、パソコンに関してはすごく手馴れていました。

ギフトセンターに入って三日目くらいだったでしょうか。
どうしても操作がわからないところが出てきて、入力が進まなくなってしまったんです。
お客様は明らかにイライラし始めています。
まずいとは思ったんですが、その時ほかの詳しそうな人たちはみんな接客中で、聞くに聞けません。

どうしよう。
冷や汗が流れました。
自分の売り場では、こんな嫌な汗を流したことはここしばらくありません。
クレーム処理とかはもちろんありますが、それとは別の種類の汗でした。

びっしょりした感覚が、背中にじわじわと広がっていきます。
制服の上にエプロンを付けていたんですが、後ろから見たらひどいことになっていたと思います。
なにしろわたしの制服、上は白ブラウスだけですから。
その恥ずかしさで、わたしはなおさら動転してしまったんです。

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「ちょっとあんた、大丈夫か?みてて不安なんだけど。誰か代わってくれる人いないの?」
「申し訳ありません…」
「ちっ」

お客様がいよいよ口に出していってきました。
こうなると、もう猶予はありません。
その時、隣の席から何か白い紙がこっそりと差し出されたんです。
そのバイトの男の子でした。
紙を見ると、キーの操作方法らしきものが走り書きされていました。

一瞬何のことかわからなかったんですが、すぐに操作を教えてくれてるんだと思いました。
もしかして、わたしがどこで詰まってるのか見抜いてくれたの?
もしそうならすごいですが、画面をのぞき込んでいたわけでもありません。
合っているのか、その時のわたしには判断がつきませんでした。
でも、迷っている暇もなく、わたしはやけくそでその通りにキーを打ち込んだんです。

すると、あっけないくらいに、やりたかった操作ができたんですよ。
びっくりしましたが、これでとにかくこのお客様は何とかなります。
わたしはお客様にお詫びをしながらも、どうにかその注文を処理し終えることができたんです。

一段落したところで、わたしは隣のバイトの子にお礼を言いました。

「助かりました…。本当にありがとう」
「いえ、とんでもないです」
「それにしても、あそこで詰まってるってどうやってわかったの?」
「ああ、お客様と話してるのが聞こえてて、大体あのあたりの操作かなって思って」

なれると、それだけでわかるものなんでしょうか。
わたしは素直に驚きました。
「すごいね…」
「いえ、これだけが特技なんで」
彼はすごく謙虚でした。
ちょっと暗そうな感じではありましたが、すごくいい子みたいです。

それで、できればこのバイト君にパソコン教えてもらうことはできないかな、と思ったんです。
ギフトセンターでの勤務は、まだあと数週間残っています。
今回は切り抜けたけど、何とかしないとまたボロが出てしまう。
それは避けたかったんです。
わたしは休憩時間に、改めて相談しました。

「あの、もしよかったらなんだけど、今日終わった後とかにパソコン教えてもらえないかな」
「いいですけど…残業代出ますかね」
「それなんだよね…」

他のお店は知りませんが、うちの店、残業代つかなかったんですよ。
バイトの子たちも重々承知だからこその質問です。
役職者でもないわたしの一存でタダ残業させちゃったら、洒落になりません。

「わかった。仕事とは別に、わたしが時給分、ポケットマネーで払うよ」
「いいんですか?」
「ほんとはまずいんだけどね。他の人に秘密にしてもらえれば」
もちろん、普段はこんなことまでしません。
バレたらわたしの立場がまずいです。
でも、その時は切羽詰まっていましたから、そんなことは言っていられませんでした。

「わ、わかりました…もちろん秘密にはしますよ」
「ありがとう。じゃあ、終業後に1時間くらいいいかな」
「はい」

こうして、わたしは絶好のコーチを得ることになったんです。
デパガの給料って安いですけど、それでも時給1時間分くらいなら払えます。
それで安心が買えるなら安いものです。

とはいえ、元々の知識があまりないわたしにとって、いくらギフトセンターの業務内のこととはいえ、1日で覚えられる量ではありませんでした。
結局、その日だけでは終わらず、また後日続きを教えてもらうという事になったんです。

いぶかし気な顔をして帰っていく上司をなんとかごまかしながら、わたしはひたすら勉強に集中しました。
そんな顔するならお前が教えてくれよ、とも思いながら。
バイト君は根気よく付き合ってくれて、これまで分からなかった操作も分かるようになってきました。
バイト君的には、お金が入るのは悪い事ではないみたいで、むしろありがたいとさえ言ってくれました。
その言葉に甘えて、わたしは彼からマンツーマンの指導を受け続けたんです。
時給分くらいは安いものでした。パソコン教室に通うよりは全然。

ただ、5日目にとうとう上司から今日までで最後にしろって言われてしまったんです。
最近ブラックバイトとかよく言うじゃないですか。
あれが話題になり始めていたころなので、本社からもいろいろ通達がでていました。
当然、上司も気にしていたんでしょう。
わたしもお金はこっそり渡しているとはいえ、バイト君に付き合わせて悪いなとは思っていたので、了解しました。

とはいえ、そうなると今日中になんとか覚えきるしかありません。
バイト君の予定を聞くとその日と次の日は特に予定がないという事だったので、何とか拝み倒して1日で教え切ってもらうことになりました。

薄暗くなった店内で、ディスプレイに向かってひたすらキーを打ちます。
バイト君は今日は特に熱心で、画面を横から指さしながら教えてくれました。
近づきすぎて時々肩が触れ合います。
わたしはブラウス一枚ですから、肌の感触も直に伝わったでしょう。
そのたびにあわてて身を引く姿がいかにも若い子って感じで、わたしの方がすこしドキドキしました。

白状しますが、その時わたしは、ほんの少しではありましたがHな気分になっていました。
わたしは、年下の男の子は嫌いじゃありません。
どちらかというと、かなり好きです。
過去に付き合った男も、考えてみたら年下ばかりでした。
とはいえ、ここは職場。まさか行動に移すわけにもいきません。
だから、そのたびにこれは仕事なんだって自分に言い聞かせました。

まさかその数時間後にその決心が崩れるとは、この段階では夢にも思っていませんでした。

どうにかそれらしくなった時には、終業後数時間がゆうにたっていました。
かなり遅い時間です。
店内には、もう人の気配も感じられませんでした。

でも、一通り操作もできるようになって、わたしはようやくホッとしていました。
充実感もひとしおです。

バイト君に話を聞くと、もう少しで終電ということでした。
でも、わたしも車でしたし、いざとなれば送ってあげればいいか。
そう思って、わたしは彼に遅いけどご飯でもどう?と持ちかけました。
お金は別にして、ここまで付き合ってくれたお礼をしたい気分だったんです。
彼は喜んでくれました。
よかった。

わたしは早速帰る準備をしようとして、荷物を置いている裏手の作業場の方に行こうとしました。
ロッカールームにも行って、着替えしてだから…
待ち合わせは店外でいいかな。

彼に声をかけようとして、わたしはふと思い出しました。
忙し過ぎて忘れていたんですが、そういえば今日はお菓子を持ってきてたなって。
別にご飯を食べるんだからいいといえばいいんですが、彼も疲れているようです。
どうせ待たせるんだし、待ってる間食べててもらった方がいいかもしれない。

「あの、お菓子って好き?」
「そうですね、大体のものは好きですけど」
「ちょっとしたお菓子なんだけど、よかったら食べない?」
「ありがとうございます!いただきます」

そういって顔をほころばせた彼は、思った以上にわたしの射程範囲内でした。
いかんいかん。
にやけそうになるのを抑えて、わたしはじゃあと作業場の方に歩き出しました。
彼もついてきました。
そっか、何も外に出てもらわなくても、ここで食べながら待っててもらえばいいのか。

二人で裏手に回り、わたしは荷物をごそごそしてお菓子を取り出しました。
「これなんだけど」
「あ、これすごい好きな奴です。ありがとうございます!」
本気で喜んでくれているようです。
これだけ喜んでくれるなら、あげた甲斐もあるというものです。

わたしもつい笑ったあと、さあ着替えてこようかなと立ちあがったときです。
フラリとめまいがしました。
あれ、なんだろ、これ。
これまでに味わったことのない感覚でした。

「大丈夫ですか!?」

バイト君が慌ててわたしを支えました。
というか、支えるつもりだったんでしょうけど…
結果的に、彼はわたしの身体を思いっきり抱きとめることになりました。

めまいはすぐに収まりました。

「疲れですかね。パソコンって、見過ぎるとめまいする人いますから…」

彼のつぶやくような声が頭上から聞こえてきました。
そういうものなのか。これまでパソコンをこんなに真剣にやったことがなかったので、知らなかった。
そう思いながら視線を上げると、すぐ目の前で、真っ赤になってパクパクと口を動かしているバイト君の顔がありました。
彼は身長は高かったので、わたしは彼の肩口から見上げるような感じだったんですが、彼は真正面を向いたままで全然目線が合いません。
それどころか、目がすっかり泳いでしまっています。
必死に思いついたセリフを口に出してるだけなのが見え見えです。

そこで、改めてわたしは彼にすっかり身体を預けていることに気づきました。
立ったままですが、胸も腰も、すっかり彼に押し付けている状態です。
もし誰かがそばにいたなら、どう見ても抱き合っているようにしか見えない恰好。
彼、照れてるんだ…
そう思ったとたん、わたしの中でムクムクと抑えていたものが膨れ上がってきたんです。

わたしは、今度はわざと腕に力を入れました。
自分の身体をギュッと、彼に密着させます。
身に着けていたエプロンがよじれました。
「あ、あの、ちょっと、何でしょうか?!」
バイト君はもうすっかり気が動転しているようでした。
もしかして、経験ないのかな。
そう思うと、ますます彼がかわいらしく思えてきました。

そして、そう思ううちに、わたしのお腹にあたるものがありました。
硬くて、がっちりして、どくどく脈打ってる彼のおちん●ん。
彼は動転しながらも、すっかり勃起していたんです。
凄く興奮してるのが、それだけでも伝わってきます。
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