相手は入院中の患者さんで、Aさん。
彼は足の手術で入院していたのですが、一度目の手術の退院の時にメアドを渡されていました。
患者さんとメールをすることはほとんどないのですが、たまたま彼氏がいなかったのと、入院中は良い人で、退院した時に個人的にお菓子をくれて、そのお礼にメールしちゃいました。
色々メールをしていて、ちょっとエッチな話とかもしていたのですが、もう会うことはないからと思って、結構激しい下ネタもやり取りしていました。
と言うのも、彼は少し遠く(電車で2時間くらい)に住んでいて、今回の手術も私のいる病院の先生に紹介されて来たということで、縁もゆかりも無い土地だったそうです。
その後も、定期的に通院はあるのですが、特にご飯に誘われたりとかそういう事もなく、『今日、病院に行ってきたよ』みたいな内容で、私が、『誘ってくれたらご飯でも付き合ったのに』と返すと、『じゃあ、今度行くときに誘おうかな』って返ってくるのに、また次の診察の後には、『今日、病院に行ってたよ』と来るような感じで、逆にこっちが焦れったくなるような、(なんでアドレスくれたの?)って感じのリアクションでした。
私「今度来るとき、誘ってくれるって言ったのに~」
彼「あっ、忘れてた。ごめんごめん、今度お詫びにおごるよ。お酒飲める?」
私「えっ、本当?飲めるけど、強くない」
彼「じゃあ、飲みに行こうよ。終電なくなったら泊めてね」
私「泊めても良いけど、襲っちゃダメだよ。危ないから抑制(専門用語で、暴れる患者さんをベッドに固定しちゃうことです)しちゃおうかな」
彼「えっ?◯◯ちゃんって、そんな趣味あるの?俺もSだからダメじゃん」
私「私はそんな変態じゃありません!!!」
彼「そう?じゃあM?」
私「どちらかと言えば・・・」
彼「じゃあ、抑制される前に俺が縛ってあげるよ。縛ってからたっぷり可愛がってあげるからね」
私「いやだぁ。そんな趣味ないし・・・」
彼「本当にそんな趣味ないの?じゃあ縛っても大丈夫でしょ?」
私「そういう問題じゃないし・・・」
彼「Mじゃないなら縛っても大丈夫だよね?」
私「そっ、そうだね・・・」
なんだか彼のペースのメールで、色々と私の本性が暴かれていってしまいました。
後で思えばあまりに無防備過ぎたのですが、彼の巧みな話術というか、私の無防備さでしょうか。
もう会わないだろうということで警戒感が薄れ、さらに彼に微妙に惹かれつつあったのもあって、彼の気を引こうと頑張ってしまったのもあるかもしれません。
いつの間にか他愛のない話や、職場の人間関係などはもちろん、私に彼氏がいることや、3サイズや性感帯、メールしている時に穿いていた下着の色とかまでも教えてしまっていました。
そしていつの間にか、毎日「おはよう」「おやすみ」のメールまでするようになっていました。
ある日、普通にメールをしている途中で私が“寝落ち”してしまったことがありました。
彼に「今度やったらお仕置きだからね」と言われたものの、その数日後にも寝落ちしてしまいました。
彼に、「お仕置き、何しようか?」と聞かれて、どうすればいいか分からず、「何すれば良いの?」と聞くと、「今穿いている下着の写真を送って」と言われました。
(どうせバレないし)
そう思って、軽い気持ちで洗濯した後の下着の写メを贈りました。
しかし彼からは、「◯◯ちゃんが穿いているところを送ってくれなきゃダメだよ」と言われ、「そんなの無理です」と断ったものの、「2回も勝手に寝たのに・・・」「俺はずっと待ちぼうけ・・・」とか言われたり頼みこまれたりで、「次にやらかしたら送る」と約束してしまいました。
今度こそ・・・と思ったものの、また数日後には寝落ちしてしまいました。
翌朝に速攻で謝罪メールを送ったものの、「じゃあ、約束だから楽しみにしているよ」とだけ返信が来ました。
その後も色々と言い訳のメールをしたものの、返信はありませんでした。
私も仕事だったのでほとんど携帯は触れなかったのですが、夜に仕事が終わっても返信は来ていませんでした。
(怒っているのかも・・・)
そう思い、「怒ってる?」とメールしたものの、「仕事終わった?写真待ってるからね」とだけ返信が来ました。
私はなぜだか追い込まれてしまい、意を決して下着を穿いた写真を送りました。
すると、「これじゃあネットで拾ったのか分からないから、全身送ってよ。もちろん顔付きで」との要求がありました。
これも、その前のような流れで、「今度やらかしたら・・・」ということで許してもらえましたが、危機感のない私はまたしても寝落ちをやらかしてしまいました。
そんなこんなで彼の要求は徐々にエスカレートしていき、「胸の谷間にバナナを挟む」「アメリカンドッグを咥える」「エッチな顔をする」などギリギリセーフ(アウト!?)な課題を課せられ、その“証拠写真”を要求されるままに送ってしまいました。
私は少しずつエスカレートする彼からの要求にだんだん嵌まり込んでいっていました。
『お仕置きはされたくないけど、でも、どんな事をさせられるのか興味がある』ような状態です。
そんな事を考えている時点でMなんでしょうね(汗)
そのうち彼も呆れ気味で、「本当はお仕置きされたくてわざと寝落ちしているんじゃないの?」と言い出すようになっていました。
私が否定すると、「じゃあ、今度はかなりキツいお仕置きにしないとね」と言われました。
私「何ですか?」
彼「う~~~ん。そう聞かれると困るけど、今までのお仕置きも簡単にこなされちゃったからなぁ・・・。そうだね、◯◯のアソコ見せて」
(いつの間にか呼び捨てになっていてドキドキしちゃいます)
私「えっ、さすがにそれは無理ですよぉ・・・」
彼「これは顔を写さなくて良いから。まあ、◯◯が寝落ちしなきゃ済む話だし」
私「う~~~~ん。どうしよう・・・」
彼「もちろん、見せたいなら寝落ちしてもかまわないんだけどね」
と、言っている矢先に寝落ちしていました。
朝起きると彼からメールが来ていました。
彼「言ってる途中で落ちるなんて、見せたいとしか思えないなぁ・・・。仕方がないから写真見てやるから楽しみに待ってるよ」
私は急いで謝罪のメールを送りますが、「夜で良いから、じっくり撮って送ってね。楽しみだね」と言われ、私は諦めて仕事に行きました。
でも、その事で頭がいっぱいで仕事に集中出来ません。
自分で股間の写真を撮る光景を想像していると、身体が腰の奥の方からジトッと熱くなってくるような感じでした。
家に帰ると、すぐに写メをしました。
彼は待ち構えていたのか、すぐに返事が来ました。
しかし・・・。
「よく見えないから、もっとアップに」
「本当に◯◯の?確認するから、指で広げて撮ってごらん」
「じゃあ今度は指を中に入れて」
「指じゃ細いだろうから、糊(の容器)でも入れてごらん」
エスカレートしてきます。
(ダメ、拒否しなきゃ)
そう思いながらも身体が熱くなって、ボーッとして、気持ち良くて、彼の操り人形のように言われるがままに写メしてしまっていました。
そして、その勢いで彼から電話が掛かってくると、テレエッチをしてしまいました。
電話の中で、「◯◯のいやらしいおまんこに」とか「××病院の△△病棟の◯◯(私の勤務先と私の名前です)はおまんこの写真を撮るだけで、濡らしてオナニーしちゃういやらしい女です」とか言わせるんです。
それがすごい恥ずかしくて、それを怪しむどころじゃなくて感じてしまって、彼の言うがままに恥ずかしい言葉を発して、彼の言う通りに指を動かして、イカされてしまいました。
彼も電話の向こう側でしていたのか、声が荒くなるし、それが伝わってきて、私も興奮してしまいました。
電話が済むと私は急にものすごく恥ずかしくなってしまって、早々に「おやすみ」とメールをしてベッドに入りました。
それでも身体はまだドキドキして火照っていました。
その日は深夜勤務だったので昼間は暇だったのですが、彼からのメールには返事をしませんでした。
とにかく恥ずかしかったのと、なんと送れば良いのか分からなかったのもあります。
深夜勤務が終わって携帯を見ると、彼から「お疲れ様」と添付ファイル付きのメールが来ていました。
それは音声ファイルのようですが、携帯はマナーモードにしてあったので音が聞こえません。
家まで待ち切れずに帰り道でマナーモードを解除してそのファイルを開いてみた私は、驚愕のあまり気を失いそうでした。
そのファイルは女の喘ぎ声でした。
「◯◯のいやらしいおまんこに」
「××病院の△△病棟の◯◯はおまんこの写真を撮るだけで、濡らしてオナニーしちゃういやらしい女です」
先日の電話が録音されていたんです。
ご丁寧なことに、「イッちゃう」とか「ダメぇ」とか、私がイク瞬間の声までしっかり録音されていました。
スピーカーモードだったので普通に周囲に聞こえてしまいそうな音でしたが、幸い周りには誰もいませんでした。
私は慌ててファイルを閉じて家に帰ると、じっくりそれを聞きました。
やはり、それは先日の電話の時の会話を編集したものでした。
私の名前も、病院も病棟も言わされたとは言え、恥ずかしい言葉も全部しっかり録音されています。
声も私を知っている人が聞けば分かると思います。
彼はどういうつもりなのか分かりませんが、(言うことを聞かないと、この声がばら撒かれる)と思うと下手なことは出来ません。
私はドキドキしながらも、彼がどう出てくるのか、様子を見ることにしました。
しかし彼は特に脅すつもりはないようで、単に私に恥ずかしい思いをさせたいだけみたいでした。
そう思わせているだけかもしれませんが・・・。
その時も他のナースが手伝いに来てくれているので特に何もしてきませんでしたが、着替えが済んでもう1人のナースは他の仕事に戻り、私が彼のバイタルチェックをしていると彼の手が私の手を握ってきます。
その後も普段は普通のメールをしつつ、お互いの気分が乗ると何度かテレエッチをしたりしているうちに、彼から衝撃の(私にとっては)話がありました。
「今度、抜釘の手術があるから、入院することになったんで、よろしくね」
抜釘なんで入院は短期間です。
その日程を見てみると・・・。
入院日:日勤。
手術当日:日勤(遅出)。
翌日:夜勤。
翌々日(退院):夜勤明け(休み)。
私の病院の勤務は2交代なんで、夜勤は夕方から翌朝までです。
彼が入院するのを知ってからは、なるべくエッチなメールはしないようにしました。
警戒していたのもありますけど、やはり会う可能性がある人とエッチな話をするのは恥ずかしいものです。
なので、当たり障りのない会話をしつつ、さらに話がそっち方面に進もうとすると、なんだかんだ言い訳して、そこでメールを打ち切るようにしました。
彼の入院の前の週に入院患者のベッドの割り当てをするのですが、私の受け持ちの部屋に彼が入院することになりました。
私は嬉しいような怖いような恥ずかしいような複雑な気持ちでしたが、部屋割を決めるのは師長さんですし、特に反対することも出来ません。
とりあえず彼に、「私、Aさんの受け持ちになるみたい」とだけメールしたら、彼からはとても喜んでいる様子の返事が届いたので、私もなんとなく嬉しい気持ちになっていました。
そして、ついに彼の入院当日です。
彼は昼過ぎに入院予定だったのですが、朝から異常にドキドキしてしまって仕事が手に付きません。
そして彼が入院。
私は彼のベッドサイドに行って、アナムネ(入院歴や病歴を聞くこと)を取りに行きます。
とは言っても、紙を渡して書いてもらい、それを確認しながらナースカルテに記入するだけなのですが。
彼は大部屋に入院したので、一応区切りのカーテンを閉めて話をします。
名前、生年月日、血液型、既往歴・・・。
もう十分知り過ぎていることまでわざとらしく聞きます。
彼も照れくさそうにしながら答えて、カルテの項目が埋まりました。
そして、その日の帰りに彼の病室へ寄りました。
彼だけじゃなく、私の受け持ちで翌日に手術を控えている患者さんみんなに行くのですが、彼の所に一番最後に回りました。
「明日、手術頑張ってくださいね」
彼は少し緊張した面持ちで頷いていました。
私は、「また後でメールするね」と書いたメモをこっそり渡して帰りました。
その日帰ってからすぐにメールをしましたが、彼は緊張しているのか睡眠薬を飲んだようで、所々メールの内容がおかしくなっていましたが。
それでも必死にメールをしてくれていましたが、ついに彼が“寝落ち”してしまいました。
彼が寝落ちしたのは初めてでした。
私は、「今度は私がお仕置きしちゃおうかな?」と送ろうかと思いましたが、色んな意味で(寝た子を起こすのもマズい)と思い、「おやすみ」と送るだけにしました。
翌日、彼の手術当日。
私は遅出だったのですが、前の手術が遅れたのか、ちょうど彼が手術に行く前で、部屋持ちの私が彼に付き添って手術室に行くことに。
病棟から2人っきりでエレベーターに乗りました。
私「A君、昨日寝落ちしちゃったね。後でお仕置きかな?」
私が囁くと彼は、「お仕置きね・・・。お仕置きされるのはどっちだろうね。ふふ・・・」といやらしく微笑みました。
私はその表情に少しゾッとすると同時にゾクゾクするものを感じていました。
すると彼は、「手術頑張ってくるね」と言うと、私にキスをしてきました。
(え、職場のエレベーターの中で!)
驚きつつも、私の身体は自然と彼を受け入れていました。
彼はキスをしながら舌を私の口の中に・・・。
さらに右手で私の胸を鷲掴みにするとモミモミとしてきました。
抵抗しようにも私は手にカルテやらレントゲンを持っていたのと、身体の力が抜けてしまって、抵抗出来ませんでした。
あまりにも突然の、そして特殊な状況のせいで、私は彼のキスで異常に感じてしまい、腰がビクビクしてしまいます。
彼はそんな私の反応を満足そうに見ています。
そしてエレベーターは手術室の階で止まり、私達はエレベーターから降り、私は「手術、頑張ってくださいね」と言って彼を送り出しました。
手術室での申し送りの時も、その後病棟に帰ってからも、私の身体は熱くなってドキドキしたままでした。
トイレに行き、便器に腰かけ、ソッと股間に手を伸ばすと濡れてしまっていました。
少しすると気分も落ち着き、仕事に戻ると彼の手術が終わったということでしたので、手術室に迎えに行くことに。
下半身だけの麻酔なので意識はしっかりしていたようですが、先生も一緒なので特に何もしてきませんでした。
部屋に戻ると着替えをさせます。
その時も他のナースが手伝いに来てくれているので特に何もしてきませんでしたが、着替えが済んでもう1人のナースは他の仕事に戻り、私が彼のバイタルチェックをしていると彼の手が私の手を握ってきます。
「お疲れ様でした」
私が声をかけると彼は微笑みます。
「管、入れられちゃった・・・」
恐らくバルーン(おしっこの管のこと)を言っているのでしょう。
「これがお仕置きかな?」
小さな声で囁きながら、「明日になれば抜けますからね」と言うと少し安心したようでした。
彼はさらに何かしてこようとしたのですが、「腰からの麻酔をした後はあんまり動くと頭痛がすることがあるので大人しくしておいてくださいね」と言うと、彼は大人しくなりました。
私は他にも仕事があり忙しかったので、その日はそれくらいしかゆっくり出来ず、特に何もありませんでした。
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