同窓会の夜に——忘れられない初恋と禁断の一夜

1. 再会の予感

――時計の針は午後10時を指していた。

大学の同窓会は、久しぶりの再会に笑い声が絶えず、次々と運ばれる料理とグラスの音が心地よく響いていた。私は38歳、結婚して10年になる。夫と子供との穏やかな日常に何の不満もないはずだった。けれど――

「…久しぶり。」

不意にかけられた声に、胸の奥がざわついた。

振り向くと、そこにいたのは藤崎亮介。かつて、私が心から愛した人だった。

「…亮介。」

大学卒業と同時に遠距離恋愛となり、結局、別れを選んだ相手。彼が今、目の前にいる。相変わらずの長身に、少し無精ひげを生やした顔は昔よりも精悍で、少しだけ大人びていた。

「変わらないな、お前は。」

そう言われて、くすぐったいような気持ちになった。

「そんなことないよ、もう38だし、子供もいるし。」

「そうか…お母さんになったんだな。」

彼は優しく微笑む。その微笑みが、昔と何も変わらなくて、胸の奥にしまっていた何かが溢れそうになった。

「今、東京にいるんだ。テレビ関係の仕事をしてる。」

「え、すごいじゃない。どんなことしてるの?」

「芸能関係のプロデュースとか、裏方の仕事だよ。テレビ番組の制作チームにいる。」

「へえ…なんだか華やかな世界ね。」

「そう見えるかもしれないけど、実際は泥臭い仕事も多いよ。特に最近は、視聴率や配信の影響も大きくて、戦略的に動かないと厳しい時代になってる。」

彼の話す業界の裏話は、普段知ることのない世界で、興味深かった。

懐かしい話だけでなく、彼の仕事の話を聞くのも楽しくて、時間が経つのを忘れそうだった。


2. 忘れられない時間

二次会が終わった後、タクシーを拾うつもりだった私に、亮介が声をかけた。

「送るよ。ホテルだけど、ロビーまでなら。」

一瞬ためらった。でも、久しぶりに話したい気持ちのほうが勝った。

「…ありがとう。」

車内では、昔話に花が咲いた。思い出すのは、あの頃の甘酸っぱい記憶ばかり。

「お前と初めて会った日、覚えてる?」

「…忘れるわけないよ。」

桜が舞うキャンパスで、同じゼミに所属していた私たちは、自然と惹かれ合った。

「俺、あのときからずっとお前のこと好きだった。」

静かに語られたその言葉に、胸が苦しくなる。

「私も…あの頃、本当に好きだったよ。」

「じゃあ、なんで別れたんだろうな。」

その問いには、私も答えが出せなかった。


3. 選択の時

ホテルの前に着いた。

「…じゃあね。」

車を降りようとすると、亮介がそっと手を掴んだ。

「…もう少しだけ、一緒にいちゃダメか?」

その言葉に、理性が揺らいだ。

私は人妻で、子供もいる。けれど、心はあの頃のまま彼に惹かれている。

「私、帰らなきゃ…」

「わかってる。でも、話したいんだ。あの頃の俺たちが、どうしてこうなったのか。」

その瞳に見つめられたら、私は何も言えなくなってしまう。


4. 胸に秘めた想い

「…部屋でワインでも飲まない?」

彼の誘いに、一瞬躊躇した。しかし、今夜だけは過去に戻りたかった。

静かなホテルの一室。グラスに注がれた赤ワインが、ほのかに光を反射する。

大きな窓の外には、札幌の冬の夜景が広がっていた。雪化粧をまとった街並みは、どこか幻想的で、過去と現在が交錯するような気持ちにさせる。

「こうして二人で飲むの、何年ぶりかな。」

「10年以上、かもね。」

お互いにグラスを傾けながら、昔話が尽きることはなかった。

「お前がいなくなってから、俺は何かを探してた気がする。」

「私も…たぶん。」

「でも、こうしてまた会えた。」

彼の瞳に映るのは、今の私。それがどれほどの意味を持つのか、考えたくなかった。


5. 甘い余韻と揺れる心

「この部屋、すごいね…。」

私はスイートルームの豪華な内装に目を奪われた。壁一面の窓から見下ろす札幌の夜景は、まるで宝石を散りばめたように輝いている。

「せっかくだから、風呂に入らないか?」

亮介が指さしたのは、まるで小さなプールのようなバスルームだった。大理石張りのバスタブの向こうには、ガラス張りの壁越しに夜の街が広がっている。

「すごい…お風呂からこんな景色が見えるなんて。」

「ちょっと試してみない?」

彼の言葉に、胸が高鳴った。

バスルームに足を踏み入れると、すでにお湯は張られ、湯気がゆらゆらと立ち昇っている。私は躊躇いながらも、亮介の視線を感じながらバスローブを脱いだ。

湯に浸かると、全身がじんわりと温まる。隣に入った亮介が、ゆっくりと私の手を取った。

「昔みたいだな…。」

「…そうね。」

彼の指がそっと私の頬をなぞる。胸の奥が震える。

「お前が、綺麗すぎて…。」

変わらない自分の姿が、ガラス越しに揺れる夜景とともに映る。

「本当に…変わらないよな。」

彼の低い声が耳元で響く。結婚し、母になった今でも、私は彼の中であの頃のままなのだろうか。

「変わらないのは、気持ちのほうじゃない?」

そう言った瞬間、彼の唇が触れた。最初は静かに、そして次第に深く。

私の心は、過去と現在の間で揺れ動いていた。

ロマンチックな夜の波に飲み込まれるように、思考がふわりとほどけていく。

湯の温もりが肌を包み、ふと、私は立ち上がる。浴室を出て、広々とした窓辺に歩み寄ると、裸のまま夜景を見つめた。

札幌の街が、白銀のベールを纏い、静かに息づいている。

冷えたガラスに指先を這わせると、ゆるやかな息遣いが窓を曇らせた。

その背後から、亮介の腕がそっと私の肩を包む。

「寒くない?」

「ううん…不思議なくらい心地いい。」

彼の胸にそっと身を寄せると、彼の鼓動が私のものと重なり、静かに共鳴する。

そして、二人は再び熱に包まれた。

(私は、彼を求めている…この夜だけは、すべてを忘れてもいい…でも…)

「亮介…お願い…離さないで…。」

彼の手が腰を辿るたび、身体はしなやかに波打ち、二人の息遣いがゆるやかに絡み合っていく。

心は抗っているのに、体は嘘をつけない。道ならぬこの夜の熱に、私は溺れかけていた。

「いけない…わかってるのに…」

心の奥で囁く声が、夜風に溶けて消えていく。

彼の指先が肌をなぞるたびに、記憶が甘くほどけ、私の理性は崩れ去る。

まるで風が雲を押し上げるように、彼に導かれながら私は夜の空へと昇っていく錯覚に落ちる。

「亮介…一緒に…このまま…。」

「大丈夫。ずっとそばにいる。」

彼の低い囁きが、私の全てを溶かしていく。

星が流れるように、波が満ちていくように、私たちの鼓動はひとつに重なり、夜の深淵へと吸い込まれていく。

窓の向こうには、星が揺れていた。

夜の帳の中、私たちはまるで星々の軌道をなぞるように、静かに、しかし確かに登り詰めていった。


6. それぞれの道

時間はあっという間に過ぎ、夜が更けていた。

「そろそろ、帰らなきゃね。」

私は立ち上がる。

「送るよ。」

「ううん、大丈夫。」

「…そっか。」

彼は立ち上がり、私の手を取った。

「…後悔してないか?」

「ううん。」

そう言いながら、涙がこぼれそうになる。

「私には、大切な家族がいるから。」

「…そうだな。」

彼はそっと私の髪を撫でて、微笑んだ。

「また、会える?」

「…ううん。これが最後。」

私は歩き出した。

ホテルの外に出ると、夜風がそっと頬をなでた。

振り返らなかった。

この夜、私は愛する家族のもとへ帰る。

そして、胸の奥にしまった初恋の記憶を抱きながら、前に進んでいくのだ――。

この体験談で興奮したら必見!!

 

 

久しぶりの大学のクラス会が終わった後、一緒に風呂に浸りながら、昔話に花を咲かせている同級生の有美と深雪。去年再婚した有美は、夫が地方に単身赴任中なので、気楽に義理の息子と娘の世話をしていると話す。深雪はそんな有美の若々しい肉体に羨望の眼差しを投げかけ「若いわね。なにか、特別な手入れでもしてるの?」と尋ねる。すると有美は笑いながらも意味深に答えた。「若いエキスをたっぷり吸ってるからよ」

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