私は池田千尋、四十五歳。福井の実家から東京の自宅へ戻る夜行バスに、一人で乗っていた。夫は海外工場の立ち会いで三週間不在。大学生の娘は寮暮らし。家に誰もいない夜を、高い新幹線で急ぐ理由はなかった。
車内は足元だけが薄く灯っている。隣に座ったのは、大学二年生くらいの遠藤蓮さんだった。骨格のきれいな顔立ちで、会釈だけして席についた。私はコートを膝にかけ、目を閉じた。人妻が若い男性と話を続けるのは、はしたない。
眠気は来なかった。隣から伝わる体温と、石鹸の香りが気になって仕方なかった。高速道路に入ると振動が規則正しくなり、彼の肘が何度か私の腕に触れた。最初は偶然だと思った。二度目も、バスの揺れのせいだと思いたかった。三度目に触れたとき、私は肘を引くことができた。引かなかった。
その瞬間から、戦いは始まっていた。
頭の中では、はっきりと分かっていた。今なら席を立てる。今なら声を出せば、彼は手を引く。四十五歳の人妻が、見知らぬ学生の体温に反応している事実を、誰にも知られずに終わらせることができる。なのに喉が動かない。動かない自分を責めながら、同時に、次の指先を待っていた。
コートの下で、指がスカートの裾に触れた。生地の上から、ゆっくりと円を描く。私は目を開けなかった。開けてしまえば、拒む顔を作らなければならない。閉じたまま、呼吸だけを整えた。指は太腿の内側へ進み、ストッキングの薄さごしに、柔らかい肉を一筋ずつ確かめるように撫でた。秘部に近づくほど、私の脚がわずかに開いていく。自分で開いているのに、開いていることを認めたくなかった。
ストッキングの上から、割れ目の形をなぞられた。すでに熱を帯び、布が張り付くほど湿っていた。指先が入り口のくぼみに止まり、小さく押し込むように円を描く。中までは入っていない。なのに内側が、勝手に収縮して応えていた。今なら、膝を閉じれば終わる。閉じようとした太腿が、逆に彼の手を挟んでしまった。
端がずらされる感触が、はっきりと分かった。冷たい空気が一瞬だけ秘部に触れ、すぐに熱い指が直接乗った。割れ目に沿って上下し、濡れた rub れ目を丁寧に開いていく。先の小さな突起を、指の腹でゆっくりと転がされた瞬間、腰がシートから浮いた。声は出さない。出せば終わりだと分かっていた。終わりにしたくない自分が、肘掛けを白くなるほど握っていた。
一本が、ゆっくりと中へ沈む。入り口が吸い付くように開き、第二関節まで、ほとんど抵抗なく奥へ入っていく。内側の壁を、丁寧に探るように動かされる。夫の指とは、太さも、探し方も違った。若い指は急がず、いちばん反応する場所を覚えるまで、同じ軌道を何度もなぞった。奥の一点を小さく押し上げられたとき、視界が白くちらついた。ぬめる音がしそうで、歯を食いしばった。
もう一本が添えられる。広げられる感覚に、息が漏れた。二本が揃って出入りするたび、内側の熱いものが溢れ、ストッキングの内側を伝った。彼は何も言わない。言わないことが、いちばん残酷だった。言葉があれば、私は「やめて」と返せる。沈黙のまま進められると、拒まなかった事実だけが残る。
彼のもう片方の手が、私の手を取った。ジーンズの上からでも、熱く、太く、根元まで張り詰めた形が掌に伝わってきた。ファスナーの近くまで指を滑らせると、生地の下で大きく脈打っている。頭では触ってはいけないと思っているのに、指は先の膨らみを円く撫で、湿り気を確かめていた。バスの振動と、内側を掻き上げる動きが重なる。私の奥は勝手に締め付け、指を離すまいとしていた。
頂点は、静かに、しかし容赦なく来た。下腹が強く締め付けられ、脚の先まで電流が走る。私は彼の腕を掴み、顔を肩に預けた。声は殺した。内側だけが、二本の指を何度も強く脈打って飲み込んだ。溢れ出た熱いものが、太腿の内側を伝う。彼も私の掌の中で大きく脈打ち、ジーンズの内側を熱く濡らした。二人とも、しばらく動けなかった。窓の外の闇だけが流れていく。
終点の案内が流れた。同じ停留所だった。
降車口の段差で、私は自分でも驚くほど自然に、彼の手首を掴んだ。バスの中では一度も声を出せなかった手が、今度は先に動いた。振りほどかれなかった。彼は私の目を見て、小さく頷いただけだった。言葉はいらない。すでに、拒まなかった夜を共有している。
停留所から徒歩二分の場所に、小さなホテルがあった。フロントで彼が手続きをし、私は黙ってついていった。狭いエレベーターの中で、彼の手がコートの上から腰に回った。指先が、バスの中で触れた場所を、生地の上からもう一度確かめるように止まった。ドアが開くまでの数十秒、私は自分が四十五歳の人妻であることを、何度も思い出した。思い出しても、手は離さなかった。
部屋に入ると同時に、私は彼のシャツの前を開いた。バスの中では拒む側にいた自分が、今度は先に膝をつく。ベルトを外し、ジーンズを下ろし、中から熱いものを取り出した。想像以上に太く、血管が浮き、先はすでに濡れて光っていた。根元まで両手で包んでも、指が届ききらない。先を掌で覆うと、熱さが頬まで伝わってくる。喉が鳴った。
「……こんなに、太いなんて」
初めてまともに出た声が、それだった。私は先を唇で含み、舌で円を描いた。若い匂いと、わずかな塩気が口の中に広がる。舌先で割れ目をなぞり、裏側の筋をゆっくり舐め上げる。彼の腹が小さく引いた。その反応が、四十五歳の私をさらに欲深くした。
ゆっくりと奥まで沈めていく。唇が根元に届く前に、先が喉の奥に当たった。涙が滲む。それでも離したくなかった。唾液で濡らしながら頭を前後に動かし、時折根元まで頬を寄せて強く吸った。両手で柱を挟み、舐め残した部分を上下にしごく。先から溢れるものを舌で受け止め、飲み込む前に味わった。
「千尋さん……もう」
名前を呼ばれて、胸の奥が熱くなった。バスでは一度も名乗っていなかったのに、フロントの記入を見ていたのだろう。
「まだ、だめ。出さないで。全部、口で」
低い声が出た。再び深く含み、喉の奥で締め付けた。舌で裏側を押し上げながら吸うと、彼の腰が小さく震えた。熱いものが口の中に溢れ出す。量が多い。喉を鳴らして飲み、飲みきれなかったものが唇の端を伝った。それを舌で拭い、先に残ったものを丁寧に吸い取った。それでもすぐにまた硬さを取り戻していく。若い体は、そんなものだった。
私はコートもスカートも脱ぎ、ストッキングだけ残して彼の上に跨った。秘部はバスの中からずっと疼いたままで、糸を引くほど濡れていた。太い先を入り口に当て、割れ目で rub るように滑らせる。先が突起に当たるたび、腰が小さく跳ねた。ゆっくり沈めていく。広げられる感覚が、内側の奥まで届く。途中で一度止まり、呼吸を整えてから、残った長さを一気に飲み込んだ。根元まで埋まったとき、息が止まった。お腹の奥まで、形が分かる。
「入ってる。……全部。こんなに、奥まで」
腰を前後に動かす。自分の内側が、彼の形を覚えようとして締め付ける。引き抜くときに rub れる感触、沈めるときに押し広げられる感触。先が当たるたびに、下腹が熱くなる。彼の手が腰を支え、乳の膨らみを下から撫で、乳首を指で摘んで転がした。摘まれるたびに、内側がさらに強く締まった。
「動かないで。私が、する」
彼は下から小さく突き上げるだけで、主導を渡した。部屋に、濡れた音だけが響く。私は彼の肩に爪を立て、自分から腰を落として貪った。浅い位置で先だけを何度も出し入れし、突然根元まで沈める。そのたびに、自分の中から熱いものが溢れ、彼の腹を濡らした。日常では決して出さない声が、喉の奥から漏れた。
「そこ。……もっと、奥。先で、突いて」
角度を変えるたびに、内側の一点が強くこすられる。視界の端が白くなり、脚の先まで電流が走った。私は彼の胸に額をつけ、腰だけを小さく、速く動かした。頂点が来る直前、彼の手が割れ目の先を探し、指の腹で円を描いた。内側と外側から同時に責められ、私は声を殺して身を反らした。内側が何度も強く脈打ち、太いものを根元まで締め付けた。溢れ出た熱いものが、結合した部分から太腿を伝う。
彼も限界だった。腰を上げ、奥で大きく脈打つ。熱いものが内側のいちばん深い場所に広がる感触に、私は彼の背中に爪を立てた。しばらく、そのまま動けなかった。互いの呼吸だけが、静かな部屋に残る。抜けるときに、中に溜まったものがゆっくりと溢れ、シーツを汚した。
それでも体はまだ疼いていた。彼が起き上がり、後ろから腕を回してきた。耳の後ろに唇が触れ、指が再び秘部を開く。言葉はなかった。私は小さく頷き、ベッドに伏せて腰を上げた。後ろから再び太いものが沈んでくる。先ほどの余韻で、奥まで抵抗なく入った。彼の動きは、今度は少し速く、深い。手が腰を掴み、引きつけるように根元まで打ち付ける。もう片方の手が割れ目の先を挟み、リズムに合わせて転がす。
「出して。……中で。全部」
自分で言った言葉に、後から羞恥が来た。それでも腰は、彼の動きに合わせて後ろへ rub り寄っていた。二度目の頂点は、一度目より長く、細かく震えた。内側が強く締まるたびに、彼の脈打ちも大きくなる。腰を密着させたまま、奥で熱いものを放った。私は枕に顔を埋め、シーツを掴んだ指が白くなった。
明け方近く、シャワーを浴びて服を着た。太腿の内側を湯で流しても、奥に残った熱さは消えなかった。鏡に映った首筋と、胸の高い位置に、薄い赤い跡が残っていた。彼は黙ってハンカチを渡し、玄関まで送った。連絡先を求めるような目をしていた。私は首を横に振った。振りながら、唇の裏には、あの先の形がまだ残っていた。
家に帰り、夫のいない寝室でコートを脱いだとき、ストッキングの内側がまだわずかに湿っているのが分かった。四十五歳の人妻が、夜行バスの隣席で声を殺して堕ち、終点で自ら手を伸ばし、ホテルのベッドであの太さを根元まで貪った夜。止められる瞬間は、何度もあった。止めなかったのは、指でも、沈黙でもなく、自分だった。体の奥だけが、あの形と、あの熱さを、はっきりと覚えている。
⚡ 【閲覧注意】この先、理性が飛びます…
夜行バスの隣席に座った巨尻人妻・美園和花。優しさから縮まった距離が、片道300kmの闇で一線を超える。家庭がある同士なのに車内で禁断の中出し。東京に着いても終われず、誰もいない夜の街からホテルへ。朝、それぞれの家へ戻る顔がいちばん残酷。サンプルでは分からない密着と余韻が残る。一度見ると、途中で止められなくなる。


コメント