22歳OLと50代上司の秘密の主従不倫――膝をつく夜

人妻オフィスレディの絶対領域 貞淑妻を襲う、部長の言いなり社内羞恥―。 明里つむぎ

結婚して4年、念願のマイホームを手に入れた明里夫婦。しかし、夫がリストラ候補になり妻のつむぎは家のローンの為に夫の取引先の部長、滝本に雇ってもらう事になった。しかし、仕事にも慣れてきた頃、大きなミスをしてしまい、そのミスを滝本に庇ってもらった代わりにつむぎは太ももが曝け出されたミニスカートと、それを強調するニーハイストッキングを履かされ、見えるか見えないかのぎりぎりの領域を弄ばれていき…。



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【第1部】会社では怖い上司、ホテルの部屋では「お願いします」と頭を下げる男

真奈美(まなみ)、22歳。
都内の小さなメーカーで事務兼営業アシスタントとして働く、ごく普通のOL──のふりをしている。

身長は170センチ。
「モデル体型だよね」「脚、ほんと長いよね」と、飲み会のたびに言われる。
そのたびに「いえいえ」と笑って受け流すけれど、心の奥ではいつも少しだけ距離を感じていた。

私の脚を褒める人は多いのに、
私という人間の中身を、ちゃんと見てくる人は少ない。

そんな会社で、営業部長のAさんは、典型的な“昭和の上司”だった。

会議では声が大きくて、部下のミスには容赦ない。
新人社員が震え上がるような叱り方をするときもあるのに、取引先には腰が低くて、社内では「外面(そとづら)だけいい」と陰で言われていた。

年齢は50代前半。
妻子持ちで、高校生の娘さんがいるらしい。
背は高くない。私のほうがヒールを履けば、軽く見下ろせるくらい。

そんなAさんと、どうして不倫関係になったのか。
きっかけは、残業後のタクシー相乗りだった。

年度末の追い込みで、終電を逃した夜。
タクシーの後部座席で、沈黙に耐えられなくなった私は、何気なくこう口にした。

「Aさんって、会社だと怖いけど……外では、けっこう優しいですよね」

ふざけ半分、距離を詰めるような軽さで言ったつもりだった。
ところが、返ってきた声は意外なほど静かだった。

「怖い、か……まあ、そうだよな。
家でも会社でも、ずっと“ちゃんとした大人”やってるとさ、
ふと、どこにも本当の自分を置けなくなるんだよ」

予想しなかった言葉に、私は横顔をまじまじと見つめてしまった。

この人にも、弱音なんてあるんだ。

その夜から、私とAさんの距離は少しずつ近づいていった。
LINEで仕事の愚痴を言い合い、たまにランチに行き、
「ここだけの話」を共有するうちに、
“既婚者の上司と若い部下”という線は、静かににじんでいった。

最初にホテルへ行ったのは、雨の日だった。

「送るよ」と言われ、そのままタクシーでホテル街に滑り込んだとき、
道徳心が一瞬、かすかに抵抗した。
でも、その声は、濡れたアスファルトのきらめきに溶けていった。

ベッドのある部屋で、ネクタイをゆるめたAさんは、ソファに腰を下ろしてから、
しばらく黙っていた。
そして、ぽつりと切り出した。

「……笑わないか?」

「え?」

「俺さ、会社では威張ってるし、家では“お父さん”やってるけど……
本当は、全然違うんだ。
真奈美には、ちゃんと話したい。引かれてもいいから」

そう言って、彼は初めて、
“上司”でも“夫”でもない、ただの一人の男としての顔を見せた。

【第2部】「その脚で命令して」──背徳の主従プレイが始まった夜

「俺、さ……本当は、Mなんだよ」

Aさんの口から出た言葉は、ひどく不器用で、でもどこか切実だった。

「家では絶対に言えない。
会社でも、もちろん言えない。
でも真奈美には、知られたい。
怖いけど……知ってほしい」

その告白を聞いたとき、私は一瞬だけ戸惑った。

M。
支配されたい男。
命令されたい男。

私は別にSでも女王様でもない。
むしろ、人に強く出るのは得意じゃないほうだ。

でも、Aさんの表情を見ていると──
いつも会議室で怒鳴っている“営業部長”の顔じゃなくて、
今にも壊れそうな、弱い人間の顔をしていて。

そのギャップが、妙に胸をざわつかせた。

「……じゃあさ」

ソファから立ち上がって、私はベッドの前に立った。
今日履いていたのは、細いヒールのパンプス。
黒いタイトスカートから伸びた脚が、白い肌を大胆にのぞかせている。

見上げてくるAさんの視線が、はっきりと私の脚で止まった。

「私に、どうされたいの?」

少しだけ声を低くして、挑発するように笑ってみる。
自分でも驚くくらい、その言葉は自然に口からこぼれた。

Aさんは、一瞬ためらったあと、
その大人の男らしからぬ、必死な目で見上げてきた。

「……真奈美の、その脚で命令されたい。
踏みつけられてもいいし、見下ろされたい。
“ここでは、あなたは私のものです”って……はっきり言われたい」

「会社では逆なのに?」

「そう。そこが、たまらなく…いい」

私は息を吸って、彼の前に一歩進み出た。
ヒールが床を鳴らす。

「じゃあ、まず──立って」

言うと、Aさんは素直に立ち上がる。
いつもなら私が資料を持って慌ててついていく背中が、
今は、私より少し下にある。

ヒールのぶんだけ、私は彼を見下ろす位置に立っていた。

「ネクタイ、外して。ここでは“部長”じゃないでしょ?」

彼の指が、言われたとおりにネクタイをほどき、上着を脱ぐ。
私は腕を組んで、それを静かに見ている。

「ここでは、立場が逆。
会社ではAさんが命令する側。
でも、この部屋では──私が決める」

自分で言いながら、胸の奥で何かが変わっていくのを感じた。

私の中には、こんな声が眠っていたんだ。

「……ひざ、ついて」

一瞬の間のあと、Aさんは、ためらいながらも床に片膝をつき、
やがて両膝を揃えて、私の前に跪いた。

50代の男が、22歳の私の前で膝をついている。
それだけの光景なのに、背筋をぞくりとする感覚が走る。

「どう、されたいの?」

視線だけで問いかけると、
彼は小さく息を飲んで、かすれた声で答えた。

「……命令されたい。
“いい子”って言われたい。
嫌われたくないから、何でもする」

「ふふ……かわいい」

その瞬間、私は知ってしまった。
Aさんの“変態的な願望”よりも、もっと奥にあるもの。

それは、
“誰かに本当の自分を見つけて、許してもらいたい”という
寂しさにも似た欲望だった。

ベッドの灯りを少し落とし、
私は彼の頭にそっと手を置いた。

「わかった。
ここでは、私が全部決める。
Aさんは、私の言うことだけ聞いてればいい」

そうささやくと、彼の肩から、目に見えない硬さがすっと抜けていった。

その夜、私たちは
“上司と部下”という枠を完全に外してしまった。

ひざまずいた彼と、見下ろす私。
絡まる視線と、近づく呼吸。
触れる手、引き寄せる腕。
その先にあるものは、詳しく語るまでもなく、
部屋の湿った空気がすべて物語っていた。

【第3部】「奥さんにも見せられない顔」を、私だけが知っているという罪

その日以来、私とAさんの関係は、
ただの不倫から、もっとねじれた形へと変わっていった。

会社では相変わらず、
会議室で資料の数字がズレていれば容赦なく指摘される。

「これ、どこで計算したの?やり直して」

周りの前では、ちゃんと“厳しい上司”を演じるAさん。
私は「すみません」と頭を下げながらも、
視線が一瞬かすめ合うだけで、その裏側にある秘密を思い出してしまう。

──昨日は、その口で「真奈美様」と呼んでたくせに。

そんな言葉が喉元まで込み上げてきて、
思わず笑いそうになることすらあった。

仕事終わりにホテルへ向かう日、
私たちはあえて、会社の近くの居酒屋で同僚たちと飲んだりもした。

「部長、飲みすぎですよ」「Aさん、顔赤いですよ?」
周囲が笑いながらつつく中、
私だけが知っている。

この人は、酔っているんじゃない。
これから“逆転する時間”を想像して、
ひそかに高ぶっているのだということを。

ホテルの部屋に着くと、彼はいつもより少し早口になる。

「今日も、お願いしていい?」

私の目を、子どもみたいな不安と期待の入り混じった色で見上げて。

私は、そのたびにヒールを静かに脱ぐ。
背丈は少しだけ縮むけれど、
関係の“高さ”は変わらない。

「どうしてほしいか、ちゃんと言って」

そう促すと、Aさんは戸惑いながらも、自分の望みを言葉にする。
それはときに滑稽で、ときに幼くて、ときに危うくて。
でも、私はその一つひとつを
“変態”と切り捨てることができなかった。

むしろ、
誰か一人からでも「それでいい」と認めてほしいという
叫びのように聞こえたから。

「こんなの、奥さんには絶対見せられないんだよな……」

ぽつりとこぼした言葉が、なぜか私の胸に刺さった。

「じゃあ、私だけの顔だね」

思わず、そう答えていた。

その瞬間、Aさんの目が、
恥ずかしさと救われたような色で揺れた。

彼が膝をついて私を見上げるときも、
ベッドの上で抱き合うときも、
私の名前をかすれた声で呼ぶときも──

この顔は、きっと奥さんも、会社の誰も知らない。

罪悪感がないわけじゃない。
「不倫なんて」と冷静な自分がささやく夜もある。

でも同時に、
彼が「本当の自分」を解放できる場所が、
この世界のどこかにひとつくらいあってもいいんじゃないか、
その役割を、自分以外の誰かに渡したくない──

そんな、矛盾した独占欲が、
私の内側で静かに育っていくのを感じていた。

ホテルを出て、別々の方向へ歩いていく帰り道。
私は高いヒールを履き直し、
いつもの“普通のOL”の顔に戻る。

でも、信号待ちでふとガラスに映った自分を見たとき、
前より少しだけ、
自分の脚の長さを意識して立っていることに気づいた。

私の脚は、ただ褒められるためだけのものじゃない。
誰か一人の、本当の欲望を引き受けるための“スイッチ”にもなり得る。

そう思ったら、
背徳と快感が溶け合ったような、不思議な熱が胸に広がった。

まとめ──「女王様」になりたかったわけじゃない。ただ、誰かの「本当」を受け止めてみたかった

この関係を、正しいなんて言うつもりはない。
不倫だし、年齢差もあるし、
誰かを傷つけている現実から目をそらしている部分もある。

でも一方で、
Aさんが“営業部長”でも“夫”でもない、
ただの一人の男としての弱さや願望をさらけ出し、
それを受け止める役割を、
22歳の私が引き受けているという事実も、否定できない。

私はもともとSでも女王様でもなかった。
ただ、長い脚を褒められ、外見だけを消費されることに
どこかで飽き飽きしていた。

そこに現れたのが、
私の脚を“道具”としてではなく、
自分の本性を引き出してくれる“鍵”として見てくれた男だったのかもしれない。

「真奈美には、本当の自分を見せられる」

そう言って、膝をつき、頭を下げる50代の男。
その姿は、どこか滑稽で、どこか切なくて、
そしてなぜか、少し愛おしい。

もしこの関係がいつか終わる日が来たとしても、
私の中にはきっと残るだろう。

──あの部屋でだけ見せてくれた、
奥さんにも、部下にも、誰にも見せられない
「本当の顔」を知っているのは、自分だけだという感覚。

それは、罪でもあり、
ひそかな誇りでもある。

そして私は今日も、
会社の蛍光灯の下で、
何も知らないふりをして書類をめくりながら、

心のどこかでそっとつぶやく。

「ここでは部長、
 あの部屋では、私の“いい子”。
 その秘密が、たまらないんだよ」

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