裏垢インスタ出会い:30代人妻と大学生の禁断視線交わる夜

第一幕 すれ違う視線──はじまりは“いいね”から

この歳になっても、誰かに「見られる」ことがこんなにも刺激になるなんて、思ってもみなかった。

ある夜、夫と子どもが寝静まった後、ベッドに寝転がって何気なく裏垢用のインスタを開いた。
自分を曝け出す場所。顔を出さず、日常とは切り離されたもう一つの私。
肌が透けるようなランジェリーの写真や、光と影で輪郭だけを浮かび上がらせた動画──誰にも言えない“私の悦び”を載せている。

「いいね」がひとつ、またひとつ。
その中に、目を引くアカウントがあった。
まだ大学生だろうか。アイコンは、半分顔が隠れた自撮り。まっすぐな眼差しと、少し幼さの残る横顔。

彼は、私の過去の投稿すべてに「いいね」をつけていた。
それも、深夜2時過ぎ。──まるで、覗かれているような感覚。

ほどなくしてDMが届いた。

「あなたの写真、すごくきれいです」

礼儀正しくて、でもどこか無垢な文章だった。
私は気まぐれに「ありがとう」とだけ返した。
それだけで終わると思っていたのに、彼との会話は、少しずつ、少しずつ、日を追うごとに深まっていった。

名前も、顔も知らないまま──けれど、私たちはどこかで繋がっていた。


第二幕 互いの部屋で──夜、画面越しの自慰

「ねえ、さっきの写真…動画、ないの?」

そんなふうに聞かれたのは、やり取りを始めてから2週間ほど経った夜だった。
その日は黒いシルクのスリップを着て、胸元だけをアップで撮った写真を投稿していた。

ためらいながらも、私は短い動画を送った。
手のひらを滑らせ、太ももまでを映した数秒の映像。
「誰にも見せたことないよ」と添えると、彼はすぐに反応してきた。

「ありがとう。僕も…送っていい?」

送られてきたのは、ベッドに腰掛けた彼が、スマホ越しにこちらを見つめる動画だった。
ゆっくりとズボンを下ろし、自分の欲望をさらけ出していく姿。
その表情には、羞恥と興奮、そして──私への欲望がはっきりと刻まれていた。

私たちは、まるで同じ時間に、別々の部屋で、身体を重ねるように、
互いの動画を見ながら、自分を慰め合った。

喘ぎ声は聞こえない。
でも、息づかいだけで、伝わってくる熱があった。

私は画面を見ながら、指を這わせる。
彼がこちらを見つめたまま、身体を震わせる瞬間──私も、同じように震えていた。

「見られてる…」
その意識が、こんなにも身体を火照らせるなんて。
私は、彼の視線の中で、女として、もう一度目覚めてしまった。


第三幕 交差する現実──偶然か、必然か

その日、私はいつもより遅く職場を出た。
駅前のカフェでアイスコーヒーを買って、ふと歩き出したときだった。

「…すみません」

後ろから声をかけられた。
振り返ると、どこかで見た顔──いや、見たことはないはずなのに、
私の中のどこかが“知っている”と告げていた。

彼はスマホを差し出し、そこに映ったのは──
私の投稿と、私が送った動画の一部だった。

「○○さん、ですよね…?」

声が震えていたのは、彼か、私か分からない。

私は黙ってうなずいた。
そしてそのまま、彼と歩き出していた。

小さなホテルのカフェラウンジに入り、
視線も言葉も交わさずに、部屋をとった。

ベッドの端に腰掛け、彼はスマホを構える。

「また…撮ってもいい?」

私は頷き、シャツのボタンを外す。

あの夜と同じように、でももう画面越しではなく──
この空間に、息づかいも、熱も、すべてがある。

彼が見ている。
私のすべてを、まっすぐな目で、見つめてくれている。

私は、ゆっくりと指を這わせた。
彼の視線の中で、私の身体がほどけてゆく。


終わりに

「見られること」に、こんなにも心が震えるとは思っていなかった。
理性を超えて、欲望と羞恥が絡まりながらも、私は確かに、生きていた。

彼の目が、私の奥を見ていた。
そして私は、ただ“見られたい”女になっていった。

──画面の向こうでも、現実の部屋でも。

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